内容説明
介護・リハビリは“在宅”の時代!快適な会話・快適な食事ができる事は“幸福な生活”そのもの。言語聴覚士の専門分野だった“言葉と飲み込み”に関するさまざまなトレーニングを、誰でもできるよう家庭向けにご紹介します。
目次
第1章 言語聴覚療法とは?(言語聴覚士って何?;在宅言語聴覚療法の役割)
第2章 安全に食事をしましょう(摂食・嚥下障害とは;口に入れる~飲み込むまでの順序 ほか)
第3章 しっかり話せるように(音声障害・構音障害とは;声を生成する(発声する)とは ほか)
第4章 失語症「話す、読む、聞く、書く」(失語症によるコミュニケーション障害とは;失語症の原因 ほか)
第5章 在宅の言語聴覚療法で困ったら(言語聴覚療法はどこで受けることができるの?;公的保険を使用して言語聴覚療法を行うためには ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤森かつき(Katsuki Fujimori)
24
言葉と飲み込みのリハビリを在宅で、というSTの本。最近出た本なので期待していたのだけど、症状的に、残念ながら参考になる所は殆どなかった。ただ、症状の解説など、とても分かりやすいし、この本の内容がピッタリで役立てることのできる方のほうが多いのだろうな、とは思う。非常に少数派になってしまう状況に居る場合、参考になる書籍が見つからず困惑するばかり。紹介されているエクササイズや体操など、効果が期待できるだろうなぁ、と。でも、その段階でない場合、どうすることもできない。僅かなヒントでも、と藁にも縋る思いなんだけど。2020/02/23