学術選書<br> ハナバチの教科書

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ハナバチの教科書

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  • サイズ 46判/ページ数 334p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784814006076
  • NDC分類 486.7
  • Cコード C1345

出版社内容情報

花を訪れる小さな働き者、ハナバチ。「婚・食・住」をキーワードに、その分類、行動、生態から農業や環境、文化との関わりまで、多角的にその魅力を探る入門書。輝く金属色の体表をもつアカガネコハナバチ、葉や枝にぶら下がり集団で夜を越すミナミスジボソフトハナバチ、カタツムリの空き殻に営巣するマイマイツツハナバチ等、ミツバチだけでなく多様なハナバチたちの形態や行動にも光を当てた、ハナバチの魅力を存分に味わえる一冊。


【目次】

はじめに

第1章 ハチの中のハナバチ
 1 ハナバチはどんなハチ
  一般的なハチのイメージ
  ハチを表す言葉
  系統樹上でのハナバチの位置づけ
  ハナバチの出現
  ハナバチの仲間―有名なのはミツバチ
  ハナバチの分布域
 2 ハナバチの七つの分類群
  分類をみる前に
  ムカシハナバチ科 Colletidae
  ヒメハナバチ科 Andrenidae
  コハナバチ科 Halictidae
  ケアシハナバチ科 Melittidae
  ハキリバチ科 Megachilidae
  ステノトリティダエ科 Stenotritidae
  ミツバチ科 Apidae
 3 ハナバチでみられる社会
  社会性とは
  社会性を決定する条件
  社会性の段階
  真社会性
  側社会性と亜社会性
  単独性
  他の昆虫における社会性
  社会性の進化した道筋
 4 ハナバチたちのライフサイクル
  ハナバチの成長段階
  単独性ハナバチの生活史
  社会性ハナバチの生活史―低次真社会性の場合
  社会性ハナバチの生活史―高次真社会性の場合
 5 ハナバチがもつ特徴
  体のサイズ
  体に備えた武器―毒針と大あご
  ハチ毒の強さ
  アナフィラキシー体験談

第2章 婚―交わり、産み、増やす
 1 メスとオスの出会いの場
  どこで出会うのか
  パトロールとテリトリー
  交尾の方法
  オスの交尾競争
 2 産卵するための準備
  卵巣を発達させる
  産卵できる数の上限
  卵のサイズ
 3 オスにすべきかメスにすべきか
  オスとメスの産み分け
  オスとメスのちがいとは
  メスに特徴的な形質
  オスに特徴的な形質
 4 産卵のために必要な栄養源
  卵巣発達をするのかしないのか
  どのワーカーが産卵できるか
  花粉の摂食
  ローヤルゼリー―特別な栄養
  卵巣発達には花粉が必要

第3章 食―探して、見つけ出し、食べる
 1 植物との花粉のやりとり―花粉媒介者
  顕花植物の特徴
  訪花昆虫と花粉媒介者
  花粉媒介者だと判断するには
  昆虫以外の花粉媒介者
 2 出し抜き、出し抜かれる関係
  昆虫と植物は良い関係?
  ハナバチによる出し抜き
  植物もだましている
 3 訪れる花はどんな花か
  花の形質と花粉媒介者
  ハナバチの訪れる花の色
  花の形状やサイズ
  花の匂い
  花のもつ変わった特徴
 4 花から持ち帰るもの
  ハナバチにとって必要な

内容説明

花を訪れる小さな働き者、ハナバチ。「婚・食・住」をキーワードに、その分類、行動、生態から農業や環境、文化との関わりまで、多角的にその魅力を探る入門書。輝く金属色の体表をもつアカガネコハナバチ、葉や枝にぶら下がり集団で夜を越すミナミスジボソフトハナバチ、カタツムリの空き殻に営巣するマイマイツツハナバチ等、ミツバチだけでなく多様なハナバチたちの形態や行動にも光を当てた、ハナバチの魅力を存分に味わえる一冊。

目次

第1章 ハチの中のハナバチ
第2章 婚―交わり、産み、増やす
第3章 食―探して、見つけ出し、食べる
第4章 住―つくり、護って、生き延びる
第5章 ヒトとハナバチとの関わり
第6章 ハナバチの保全と未来

著者等紹介

横井智之[ヨコイトモユキ]
筑波大学生命環境系助教、博士(農学)。1979年静岡県生まれ。2009年京都大学大学院農学研究科博士課程修了。岡山大学農学部特任助教、同大研究員を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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