出版社内容情報
前1世紀半ばのローマ共和政末期を生きたカトゥッルス、および同世紀後半の帝政移行期を生きたティブッルスによる本詩集は、恋愛エレゲイア詩を中心としながら、形式的にも内容的にも実に多彩な様相を呈する。ともに夭折した彼らの詩には、当時の公的な「務め(ネゴーティウム)」の追求よりも私的な「閑暇(オーティウム)」における詩作や恋愛を優先しようとする姿勢が顕著である。本邦初完訳。
【目次】
カトゥッルス詩集
ティブッルス集成
第一巻
第二巻
第3巻(リュグダムスおよびその他の詩人)
解説
固有名詞索引
内容説明
前1世紀半ばのローマ共和政末期を生きたカトゥッルス、および同世紀後半の帝政移行期を生きたティブッルスによる本詩集は、恋愛エレゲイア詩を中心としながら、形式的にも内容的にも実に多彩な様相を呈する。ともに夭折した彼らの詩には、当時の公的な「務め(ネゴーティウム)」の追求よりも私的な「閑暇(オーティウム)」における詩作や恋愛を優先しようとする姿勢が顕著である。本邦初完訳。
目次
カトゥッルス詩集
ティブッルス集成(第一巻;第二巻;第三巻(リュグダムスおよびその他の詩人))
著者等紹介
岩崎務[イワサキツトム]
東京外国語大学名誉教授。1954年 京都市生まれ。2020年 京都大学助手、東京外国語大学講師、助教授、教授を経て退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
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