プリミエ・コレクション<br> ドイツ古典哲学と「学」の精神史―カントからヘーゲルへ

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プリミエ・コレクション
ドイツ古典哲学と「学」の精神史―カントからヘーゲルへ

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  • サイズ B5判/ページ数 480p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784814005659
  • NDC分類 134.4
  • Cコード C3310

出版社内容情報

ヘーゲルの『精神現象学』は徹頭徹尾時代の産物であり、先行者と同時代の人々との論争なくしては成立しなかった。カントの『純粋理性批判』の登場という衝撃によって生まれた様々な哲学論議、とりわけその中で醸成されたスピノザ主義を軸に検討し、時代のコンテクストをも踏まえながら、ヘーゲル哲学を「学」の構想のもとに位置づける。

内容説明

ドイツ古典哲学の新たな水脈、ヘーゲルはいかにして「哲学者」になったか。

目次

第1部 ドイツ古典哲学の問題圏―スピノザとカント(一八世紀ドイツにおけるスピノザをめぐる論争;カント哲学の遺産―カントvs.ヤコービ、マイモン)
第2部 哲学の「根本原理」とその理論的進展―「理性」と「感情」(テュービンゲン・シュティフトにおけるフラットの「形而上学」;フィヒテの「知識学」の受容;フィヒテvs.「批判的懐疑主義」;フィヒテ‐シェリングの知的交流―「知的直観」をめぐって;「私たちの精神の連盟の時代」―フランクフルト‐ホンブルク・コンステラツィオンのキーコンセプトとしての「生」)
第3部 「学」の体系としての「精神現象学」(「学」の必然性とは何か―「カオス」から「秩序」へ(1)
「宗教」章冒頭部の課題とその統体化機能―「カオス」から「秩序」へ(2)
「絶体知」は成立したのか―ヘーゲル青年期一九年の総決算)
総括 ヘーゲルはいかにして「哲学者」になったのか

著者等紹介

久冨峻介[クドミシュンスケ]
1990年福岡県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、京都大学人文学連携研究者。哲学・思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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問題設定:スピノザ・ルネサンス 汎神論争背景 カント哲学受容と批判 ヤコービ マイモン 理性の権能問題 カント哲学の展開と課題: 感性 悟性の二元論 物自体 超越論的観念論 自由の概念 カント以降の展開 フィヒテ:知識学確立 知的直観 絶対的自我 シェリング:自我から絶対的自我へ スピノザ主義超克 ヘルダリン:「生」への関心 ヘーゲル『精神現象学』: 「学」の体系化 現象知から絶対知への論理的必然的プロセス 精神の自己知の成立 結論:ドイツ古典哲学における「学」の生成と展開を 内部論理と歴史的文脈から解明2025/04/18

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