出版社内容情報
スマートフォンのむこう側で「表現の自由」が激しく衝突をはじめた。その責任はプラットフォーマーにあるのか? 新たな状況に法はどう適用できるのか? 「新たな思想の自由市場」と法体系の調和に向けて、世界各国の事例を比較する。最新の「情報流通プラットフォーム対処法」も網羅。現代の『リヴァイアサン』の舞台は、情報空間へ。
内容説明
表現の自由とプライバシー、プラットフォーム、メタバース、AI、アバターの隆盛と法の支配…その責任はプラットフォーマーにあるのか?新たな状況に法はどう適用できるのか?世界各国で議論が続く「新たな思想の自由市場」と法体系の調和。最新の「情報流通プラットフォーム対処法」も網羅。
目次
序論
第1章 米国のプロバイダ責任法理
第2章 欧州のプロバイダ責任法理
第3章 プロバイダ責任制限法の成立と展開
第4章 デジタル知的財産権の保護
第5章 情報空間と権利保護
第6章 情報空間における透明性と義務
第7章 情報空間におけるプライバシー
第8章 情報空間における法執行
第9章 発信者情報開示と発信者責任
第10章 情報空間とメディア
著者等紹介
東川玲[ヒガシカワレイ]
1974年生まれ。一橋大学教授。早大法学部卒業、京都大学公共政策大学院修了、京都大学大学院法学研究科法政理論専攻博士後期課程修了。博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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