出版社内容情報
100年続く大学の森である芦生研究林が、地元美山町の住民と、森と里の共再生を目指し本気の超学際研究に取り組んだ。多様な価値観と立場が交錯する中での協働のコツや苦労、研究者の変化、継続のヒントまで。
内容説明
100年続く大学の森である芦生研究林が、地元美山町の住民と、森と里の共再生を目指し本気の超学際研究に取り組んだ。多様な価値観と立場が交錯する中での協働のコツや苦労、研究者の変化、継続のヒントまで。
目次
序章 芦生の森から生まれるつながり
第1章 大学・市民・植物園の連携で希少植物を守る
第2章 回復力を失った森林生態系の再生にむけて
第3章 トチノキの利用と保全の両立を目指して
第4章 ツアーガイドと行う地域の生物多様性調査
第5章 地域資源ブランドによる農産加工品の高付加価値化
第6章 地域が目指すツーリズムの姿を探る
第7章 地域との協働を育むプラットフォームづくり
終章 豊かな森と里の再生に向けて
著者等紹介
石原正恵[イシハラマサエ]
京都大学フィールド科学教育研究センター准教授、芦生研究林林長、博士(農学)専門は森林生態学、植物生態学
赤石大輔[アカイシダイスケ]
大阪産業大学デザイン工学部環境理工学科准教授(執筆当時:京都大学フィールド科学教育研究センター特定講師)、博士(理学)専門は生態学、里山保全学、地域の多様な主体の協働による生物文化多様性の保全を進める超学際研究に取り組む
徳地直子[トクチナオコ]
京都大学フィールド科学教育研究センター教授。京都大学博士(農学)専門は森林生態系生態学・森里海連環学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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