出版社内容情報
“地球に生まれた生命がついに宇宙に進出する時が来た!それは、地球生命の偉大な功績である。宇宙に生まれた生命の果たすべき役割は何か。それは、宇宙に生命を広げることではないのか。人類の宇宙展開には、すべての生命の期待が込められている!”
--宇宙飛行士・土井隆雄 (Part 1 Chapter 2 執筆)
“宇宙に移住環境を構築するためには、あらゆる叡智を結びつける必要があり、その果敢な挑戦に挑んだのが本著である。その試みは、「宇宙船地球号」の概念をも掘り下げ、かけがえのない地球を持続可能にしていく示唆にもなるだろう。”
--宇宙飛行士・山崎直子 (Part 4 Chapter 3 執筆)
2022年にアルテミス号の打ち上げが成功し、月面社会実現への期待が高まる昨今だが、現実に地球外での生活を考えたとき、喫緊の課題は何だろうか。閉鎖空間で人類を支える自然資本[コアバイオーム]の確保、それを宇宙に持参し維持する技術[コアテクノロジー]、そして宇宙での社会[コアソサエティ]の在り方--3つのコア概念に基づき、研究の最先端を紹介する。
内容説明
2022年にアルテミス号の打ち上げが成功し、月面社会実現への期待が高まる昨今だが、現実に地球外での生活を考えたとき、喫緊の課題は何だろうか。閉鎖空間で人類を支える自然資本“コアバイオーム”の確保、それを宇宙に持参し維持する技術“コアテクノロジー”、そして宇宙での社会“コアソサエティ”の在り方―3つのコア概念に基づき、研究の最先端を紹介する。
目次
1 宇宙移住に向けての序論(宇宙移住と3つのコアコンセプト;有人宇宙学;地球の特殊性から考える宇宙移住の条件;宇宙での居住可能性を探究する科学)
2 コアバイオーム(宇宙海洋と宇宙養殖;宇宙森林学;空気再生・水再生・廃棄物処理;宇宙空間に生態系を創造する)
3 コアテクノロジー(人工重力と月面・火星での居住施設;宇宙での循環システム構築;資源・エネルギーその場利用;宇宙食)
4 コアソサエティ(宇宙法;宇宙医療;宇宙観光)
著者等紹介
山敷庸亮[ヤマシキヨウスケ]
京都大学大学院総合生存学館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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