出版社内容情報
紀元前後に活動したローマ人による百科全書的な大著『学術誌』の一部をなす医学書。早い段階で忘れられたが、ルネッサンス期に再発見・出版された後は、時代を越える実践的ハンドブックとして大いに好評を博した。おそらく著者は医師ではなく、先人の業績に多くを負うが、ギリシアの医学用語を、相当する語彙のないラテン語で翻訳・解説するという功労により、「医学分野のキケロ」と称された。
内容説明
古代版「家庭の医学」とも見なしうる、「医学分野のキケロ」による実践的ハンドブック。紀元前後に活動したローマ人による百科全書的な大著『学術誌』の一部をなす医学書・早い段階で忘れられたが、ルネッサンス期に再発見・出版された後は、時代を越える実践的ハンドブックとして大いに好評を博した。おそらく著者は医師でなく、先人の業績に多くを負うが、ギリシアの医学用語を、相当する語彙のないラテン語で翻訳・解説するという功労により、「医学分野のキケロ」と称された。
目次
序巻
第一巻
第二巻
第三巻
第四巻
第五巻
第六巻
第七巻
第八巻
著者等紹介
石渡隆司[イシワタリュウジ]
岩手医科大学名誉教授。1932年神奈川県生まれ。1964年東北大学大学院博士課程修了(哲学)。日本大学工学部講師、助教授、岩手医科大学助教授、教授を経て2000年退職
小林晶子[コバヤシショウコ]
元岩手医科大学教養部助手、非常勤講師。1959年岩手県生まれ。1981年岩手大学人文社会科学科卒業(西洋史専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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