出版社内容情報
自然への介入がそのまま森の保全になる幸福な関係。グローバル化に翻弄される森の生活が私達の社会に幸福の意味を問い返す。
内容説明
先進国の自然観に一石を投じるはずのソロモン諸島の人々の生活は、急激に変化しつつある。彼らの「植える」活動がウェルビーイング(幸福)をもたらした伝統的な生活と、変わりゆく未来。自然と人間との関係、そこから生まれる幸福の本質に迫る。
目次
第1章 ソロモン諸島―島に植える人々
第2章 畑に植える
第3章 森に植える
第4章 動物たちが植える
第5章 経験に植える
第6章 植えるウェルビーイング
著者等紹介
古澤拓郎[フルサワタクロウ]
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教授、東京大学大学院理学系研究科教授(兼任)、東京大学大学院医学系研究科修了、博士(保健学)。専門は、地域研究、人類生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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