文化冷戦と科学技術―アメリカの対外情報プログラムとアジア

個数:

文化冷戦と科学技術―アメリカの対外情報プログラムとアジア

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2024年12月05日 15時14分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 341p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784814003242
  • NDC分類 502.53
  • Cコード C3040

出版社内容情報

原子力,宇宙開発,先進医療―20世紀,科学技術に心踊らせた我々の憧れは,「心を勝ち取る」冷戦に駆動されたものでもあった。

内容説明

私たちが心ときめかせ、あるいは切望した科学技術。原爆から「平和の火」に変えられた原子力、そして原子力に暗雲がかかると、憧れの対象は月着陸のドラマとなり、あるいは先進の医療となった。第三世界の人々の夢も、そうした憧れに駆動された。しかしそれらの夢は、実は冷戦の時代、東西陣営による「世界の心を勝ち取る戦い」として科学が利用された結果と言ってよい。雑誌の表紙を飾る宇宙飛行士とその妻の表情や服装さえも「心を勝ち取る」ために演出された、文化冷戦の実態に鋭く迫る。

目次

第1部 文化冷戦と該・原子力(文化冷戦と原子科学者たち―「文化自由会議」と『原子科学者会報』;「フォーリン・アトムズ・フォー・ピース」と研究用原子炉の輸出;原子力の留学生たち―アルゴンヌ国際原子力科学技術学校;太平洋の核実験をめぐる逆説の対外情報プログラム)
第2部 新たな対外情報プログラムの展開(「アトムズ・フォー・ピース」から「サイエンス・フォー・ピース」へ;「ホープ計画」に見る医療援助政策;新たな対外情報プログラムとしての宇宙開発)

著者等紹介

土屋由香[ツチヤユカ]
京都大学大学院人間・環境学研究科教授。メリーランド大学歴史学研究科修士課程、ミネソタ大学アメリカ研究科博士課程修了。広島大学総合科学部助手、愛媛大学法文学部准教授、同教授を経て2017年より現職。博士(アメリカ研究)。専門・関心は、20世紀アメリカ史、冷戦期のアメリカ広報文化外交・科学技術外交(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

1
科学技術と文化冷戦 広報外交・情報政策 フォーリンアトムズフォーピース 文化冷戦と原子科学者たち—文化自由会議と原子科学者会報 文化自由会議 科学者の役割と科学の自由 研究用原子炉の輸出:原子力技術援助の背景 原子力の留学生たち—アルゴンヌ国際原子力科学技術学校 太平洋の核実験をめぐる逆説の対外情報プログラム:クリーンボム・きれいな爆弾 サイエンスフォーピース:科学技術政策に関する政府機構改革 ホープ計画・医療援助政策:文化冷戦の舞台としての医療援助 対外情報プログラムとしての宇宙開発:宇宙開発と情報政策2021/03/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17511366
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。