西洋古典叢書<br> モラリア〈4〉

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西洋古典叢書
モラリア〈4〉

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  • サイズ A5判/ページ数 396p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784814001705
  • NDC分類 131.8
  • Cコード C1310

出版社内容情報

ローマ人およびギリシア人の風俗・習慣の起源や名称の由来を探る「習俗問答」2篇、いずれも演示用弁論にして、偉業の成就に必要なものをめぐるアゴーン(論争)の書「ローマ人の運について」「アレクサンドロスの運または徳について」「アテナイ人の名声は戦争によるか知恵によるか」3篇に、著者の大作『英雄伝(対比列伝)』のパロディを思わせる「ギリシア・ローマ対比史話集」の全6篇。

ローマ習俗問答
ギリシア習俗問答
ギリシア・ローマ対比史話集
ローマ人の運について
アレクサンドロスの運または徳について
 第一部
 第二部
アテナイ人の名声は戦争によるか知恵によるか
解  説

プルタルコス[プルタルコス]
著・文・その他

伊藤 照夫[イトウ テルオ]
翻訳

内容説明

ローマ人およびギリシア人の風俗・習慣の起源や名称の由来を探る「習俗問答」2篇、いずれも演示用弁論にして、偉業の成就に必要なものをめぐるアゴーン(論争)の書「ローマ人の運について」「アレクサンドロスの運または徳について」「アテナイ人の名声は戦争によるか知恵によるか」3篇に、著者の大作『対比列伝(英雄伝)』のパロディを思わせる「ギリシア・ローマ対比史話集」の全6篇。

目次

ローマ習俗問答
ギリシア習俗問答
ギリシア・ローマ対比史話集
ローマ人の運について
アレクサンドロスの運または徳について
アテナイ人の名声は戦争によるか知恵によるか

著者等紹介

伊藤照夫[イトウテルオ]
京都産業大学名誉教授。1942年長野県生まれ。1974年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。京都産業大学助教授、教授を経て2012年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

singoito2

10
ローマが大帝国になったのはテュケー、つまり運が良かっただけ、でも、アレクサンダー大王の東征はアレテー、つまり徳の力である、とギリシャ人びいきのプルタルコスなのでした。2024/03/31

roughfractus02

6
著者の対比(Παράλληλοι)の方法は、その生涯を故郷ギリシアで過ごしたというローマ帝国での出自と立場から生み出されたように見える。前巻に引き続きテーマは習慣(ἔθος)だが、本巻では各土地の制度や政治によって変わる習俗として扱われる。対比されるのはローマとギリシアの習俗であり、ギリシア的習俗の優越性を自任し、スパルタ的徳を称賛する著者は、2つの習俗を対比する際に論争(αγών)という記述スタイルを採用した。このスタイルによるローマの習俗との対比から、ギリシア的な運と徳の知恵が再発見され、区別される。2019/06/18

Fumitaka

1
『ギリシア習俗問答』、『ギリシア・ローマ対比史話集』が割と楽しかった。『アレクサンドロスの運または徳について』は以前に森谷公俊先生の『アレクサンドロスの征服と神話』で名前だけ知っていたが、『征服と神話』の記述通り、アフガンでの殺戮やペルシア戦争中の場当たり的政策については全部正当化され、神人アレクサンドロス礼賛に徹している。『アテナイ人の名声は戦争によるか知恵によるか』では「詩や絵画の美しさは実際の戦争の勲功に劣る」というプラトン主義丸出しの寝言が書かれていたが解説で「単なる偏見」と断じられてて安心した。2019/12/09

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