目次
第1部 未知の民のもとへ―初期アフリカ研究の記録(念願のアフリカ―北大探検隊の一員として;ついに未知の民と遭う―単独行のカラハリ探検 ほか)
第2部 アフリカ研究の発展(三度目のアフリカ;牧畜民から比較生態人類学へ―現地拠点の形成と研究の拡大 ほか)
第3部 変容する伝統社会に参与する(ブッシュマンの定住化と社会文化変容;開発と近代化の中でのブッシュマン研究 ほか)
第4部 アフリカよ永遠に(ブッシュマンの再移住と学際的地域研究;アフリカ縦断の旅)
アフリカ人類学概観―生態人類学の誕生とその展開
著者等紹介
田中二郎[タナカジロウ]
1941年京都生まれ。京都大学理学部卒業。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。理学博士。京都大学霊長類研究所助教授、弘前大学人文学部教授、京都大学アフリカ地域研究センター、アジア・アフリカ地域研究研究科教授を歴任。京都大学名誉教授。専門は人類学、アフリカ地域研究。狩猟採集民ブッシュマン、ムブテイ・ピグミー、遊牧民レンディーレ、ポコットなどを対象とした生態人類学的研究をおこなってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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京都と医療と人権の本棚
感想・レビュー
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TomoMalawi
2
人類学者の田中二郎が約半世紀にわたる自身のアフリカ研究の軌跡を記したのが本書である。アフリカには奴隷貿易や植民地といった暗黒の歴史がある。最近ではビジネスパートナーとしてのアフリカがメディアで登場することもあるが、多くの日本人にとり、アフリカはまだまだ遠い存在だ。人類学を専門とするものだけでなく、アフリカに興味をもったあらゆる方々に本書を勧めたい。きっと教科書やメディアの情報からは伝わらないアフリカの生の姿を垣間見ることができるだろう。2019/01/18
takao
1
ふむ2019/10/26
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