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目次
灰になれ(森絵都)
憧憬、その先の話(古市憲寿)
生島治郎さんの手紙(大沢在昌)
ショーケンとの再会(瀬戸内寂聴)
ハートはピリオド(河合香織)
ぼくの勇気について(最果タヒ)
暖簾は語る(青来有一)
ティッシュの否定形(伊藤亜紗)
動物の命を思う夏(管啓次郎)
決着のはじまり(佐藤雅彦)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
186
毎日少しずつ読んだ。77名の方々(失礼ながら初めての方も多い)のエッセイ。大沢在昌さん、山田詠美さん、秋山仁さん、林真理子さん、木下昌輝さん、金田一秀穂さん、そして、ドラマの様だった平岩弓枝さん。小説とは違うちょっとした『素』が垣間見れるのがエッセイの面白さ。2020/08/25
neimu
49
父が亡くなった年のベストエッセイを見つけて手に取った。この中に父が読んだことのある文章はあるのだろうか、あればいいな、そんなことを考えながら。ベストかどうかわからないが、時間つぶしと昭和平成テイストに浸るのも悪くない。若い人の文章よりも、どうしても年かさの文章内容に惹かれてしまうのは、素材ネタのせい。共感、類推、合点、疑問、感慨、いずれにせよ短時間でどこからでも読めて、ある程度の距離を置いて読める作品集。同じ人のエッセイを読んで疲れるような感覚はなく、すぐに目の前の景色が変わっていく、軽い読書を楽しんだ。2024/09/14
ひさか
42
2020年8月光村図書出版刊。2020年に各媒体で発表された77人77篇のエッセイアンソロジー。シリーズ24作目。タイトルと作者に目を通すだけでも楽しい。いつものように内容は多彩。詩人の平田俊子さんの「すらすら一気」は、頂いた本の礼状に賛辞のつもりで「すらすら読めました」と書いたら、筆者の方から、すらすら読めるような本を書いたのではないとの抗議めいた言葉を貰ったとかいうお話。「一気」という言葉も気をつけないという教訓。なるほど、あり得る話だと深く共感しました。2020/11/10
ykmmr (^_^)
40
予約待ちエッセイ。2019年版より追悼文が多い。市原悦子さん・ショーケンさん。ショーケンさんは良くも悪くも、彼らしい生涯。(私は彼が好きです。)あと、私はドリアン助川さんの文章が好きなのかしら。また気に入った。あと、金田一先生、お久しぶりです。久しぶりにQさまに出て下さい 笑。『エッセイ』を読むにあたり、どう選んだら良いかわからない私には、まとまっているのは本当にありがたい。2021/08/07
ドナルド@灯れ松明の火
29
玉石混交のエッセイ集。数が多けりゃいいってもんでもないんだけどな。佐藤雅彦「決着のはじまり」が秀逸だった。時代に媚びたのか加藤しげあきのエッセイは何が言いたいのかわからずだらだらと長く最低。ま、エッセイの上手な人はほぼ小説も上手だ。 2021/03/02
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