内容説明
「発芽させるだけの魔法」を持つ出来損ないとして家族から冷遇されてきた公爵令嬢・ラシーヌ。ある日、婚約者の王太子と妹によって婚約破棄&追放を言い渡されると、思い切って家出を決行!辺境伯領に移り住み、のびのびと暮らしていたら本来の才能が開花して…!?培った知識と魔法で育てた植物で作った商品を売り出したところ、国内外から大反響!瞬く間に話題となり、ラシーヌは辺境伯領にとって大きな存在になっていく。一方、王都で噂を聞きつけた元婚約者たちは彼女を捨てた過ちの大きさを知り…。落ちこぼれ令嬢が新天地で幸せを掴む、悠々自適なセカンドライフ!
著者等紹介
火野村志紀[ヒノムラシキ]
宮城県出身。小説家になろう、アルファポリスなどの投稿サイトで細々と活動中。2022年に『私を追い出すのはいいですけど、この家の薬作ったの全部私ですよ?』(レジーナブックス)で商業デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
31
今回も妹や両親に虐げられた長女令嬢のお話です。私も無能な姉故、虐げられ令嬢がどんな技を使って家族や王太子を振り切ったのかが興味あって(*^^*)。いやいや私は虐げられていませんよ、むしろ長女特権は強い方ですから。まぁ勧善懲悪がお話の根本にありますからそれほど「よかった~!」と言うまでには至りませんが。今の世の中は魔法の使い放題でAIまで活躍するのですから、魔法の使える世界に魅力を感じませんが、戦の用意をする王都に雪がしんしんと降る情景はいいですねぇ。2025/09/09
はなりん
9
よくある虐げられ令嬢のサクセスストーリー。王太子の婚約者として妃教育を受けていた公爵令嬢のラシーヌ。魔法の才能がない事から、王太子から軽く扱われ、家族からも虐げられていた。妹に王太子の婚約者の立場を奪われ、更に侍女にされる計画を察知したラシーヌは家出して、辺境に辿り着く。辺境で魔法が開花し、村の産業を起こし、商会を立ち上げ、順風満帆。領主サイラスと新たな恋もあり、王太子や家族への制裁もきっちりあり、ハッピーエンド。サイラスとの恋愛パートをもう少し楽しみたかったかなぁ。2025/08/24
蒼
1
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