内容説明
伯爵令嬢・セシルは王太子に婚約破棄された挙句、覚えのない罪で一家揃って隣国に追放されてしまう。追放先は魔獣によって荒廃し、食料難に見舞われている劣悪環境。しかし、セシルはどんな場所でも魔獣を寄せ付けない“防御魔法”を持っていた。さらに、実は転生者であるセシルは前世の農業知識を活用して安定した食料源を得るなど、家族のために惜しみなく力を発揮!荒れ地は最高の住まいに変貌を遂げる。やがて彼女の活躍ぶりが国内外に広まっていくと、祖国は次第にセシルを捨てた過ちの大きさに気づき取り戻そうと画策するが…。
著者等紹介
もり[モリ]
第四回アイリス恋愛ファンタジー大賞銀賞受賞。ファンタジーを中心に執筆を行っている。「もりふみの」名義でも活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
32
この本を読む前に2冊ゲームオタク?のような物語を読んで・・途中で挫折しましたが、中華系の方がしっかりした内容だなと思った次第ですが、これは最後まで読了できました。なんでも一つの事に熱中すればいずれ神子になれるかも😅。迫害を受けても家族が一丸となって穏やかに暮らしていく様は読んでいても気持ちがいい2025/04/25
しぇん
12
Kindle Unlimitedで。母国がアホすぎて驚きでした。滅びない方が不思議なレベルの事を最後の最後でもやらかすとは。2025/05/06
はなりん
10
表題から想像した中身とちょっと違ってた。ほのぼのスローライフ系と勝手に思ってた。冤罪で隣国に一家で追放され、たどり着いた小さな村で生活を始めることに。さつまいもや菜種油を見出したとこまではスローライフ系だったんだけど、突然桃園が現れ、聖獣ノアと出会い、神子として旅に出る展開に。一緒に旅する騎士達、実は王太子とのやり取りやロアのモフモフ要素など、全体的にゆるい雰囲気で楽しめたんだけど、なんとなく、中途半端な感じで終わってしまったかな。前世の記憶も、神子の力も、隣国の王太子との恋愛も。2025/01/19
由貴
3
KU。家族と仲がいいのはいいけど途中から離れちゃうし、恋愛面も取ってつけたような感じで中途半端だなぁ。ざまぁもそもそもが阿呆すぎてそりゃそうなるだろうなって感じだし2025/06/25
へへろ~本舗
2
アンリミ。逆境となっても家族仲が良くて良かった。2025/05/02