出版社内容情報
高校2年の里帆には幼馴染で同級生の颯大と瑞己がいる。颯大は中学時代、名の知れた投手だったのだが、中3の夏に起きた〝あること〟をきっかけに野球を辞めていた。一方の瑞己は高校進学後も野球を続け実力を上げ活躍していた。里帆は颯大にもう一度野球をして欲しかった。そして、3人で誓った甲子園に行く夢を叶えたかった。しかしそんな時、里帆が病気で余命わずかなことが発覚。颯大は里帆のため、そして過去の自分から脱却するため、再び野球をはじめ、甲子園を目指す。野球×純愛、号泣必至の青春ストーリー。
内容説明
一緒に甲子園に行こうと約束した。精一杯応援をして、颯大にこの気持ちを伝えるんだ。それが私の夢だった。それなのに―。『野球は辞めた。高校ではやらないって決めたんだ』一緒に甲子園に行こうと約束した。甲子園で優勝して、里帆にこの気持ちを伝えるんだ。それが俺の夢だった。それなのに―。『私病気なんだ。余命一年って言われちゃった』
著者等紹介
永良サチ[ナガラサチ]
2016年『キミがいなくなるその日まで』でデビュー。その後、第3回野いちご大賞で大賞を受賞した『100日間、あふれるほどの「好き」を教えてくれたきみへ』が大ヒット(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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