内容説明
日本人だった記憶を持つリーゼ。大切に育てられていたが、外れスキルしかないとわかると人生が急変。父親は怒り狂い辺境の地へ追放されてしまう。荒れ果てた領地に驚くリーゼだが、外れといわれたスキル『硬化』で村を救い、聖女の力がどんどん覚醒!しかも拾った子犬まで最強の聖獣に姿を変え…!?一方父親は、リーゼが実は膨大な魔力を持つ聖女だと分かると態度が急変!でも、今さら甘やかされてももう遅いです。辺境の地で個性豊かで最強な仲間たちとスローライフを楽しみます!
著者等紹介
雨宮れん[アマミヤレン]
埼玉県出身。2008年より小説サイト「野いちご」で小説を発表し始め、2011年に書籍デビュー。2012年スターツ出版ファンタジー小説大賞を受賞し『銀棺の一角獣』を発売。現在も『Berry’s Cafe』で執筆を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はつばあば
38
父親に追放されて・・困るかと思えばフェンリル、エルフの王族、ドワーフの偉いさんに吸血鬼の長とそうそうたるメンバーが幼子の周りに集う。いったい何者よ!ってなるんだけど・・。残念ながら残らないからきっと読み友さんが読みたいにチェックされたら釣られて読んだら再読と気付くかな。2025/03/30
アマノサカホコ
9
大阪市図書館。スキルが物を言う異世界へ転生して...スキルが判明する前と後の幸せから地獄への落差があり、母と双子の妹との別れにほろりと涙。追い出されたリーゼの人生がどうなるのか、硬化スキルがどのように活かされれるのか楽しみに読んだ。5歳のちっこい幼女がみんなを守りたいと一生懸命にできる事をして同居人を増やしていく。一方フェンリルやエルフにドワーフ、吸血鬼、人間と多種族がリーゼに拾われ助けられて同居する事になりリーゼを温かく見守り、時には力となり家族になっていく★★★★好みのお話でとっても楽しく読了2022/12/31
あふろ
1
世界が一変するような出来事からの、少女(?)の新しい土地での日々。新しく出会う種族に、冒険してるようなわくわくがあって、読んでいるとうきうき幸せな気持ちになった。みんな素敵だわー!!!仲間が増えていくのはとても好き。ほこほこな気持ちにさせてくれました。2021/09/20