内容説明
普通とちがうって、なんて大変なことなんだろう。友達がいて成績もそこそこな美雨は、昔から外見を母親や周囲にけなされ、目立たないように“普通”を演じていた。ある日、映研の部長・映人先輩にひとめぼれした美雨。見ているだけの恋のはずが、先輩から部活に誘われて世界が一変する。外見は抜群にいいけれど、自分の信念を貫きとおす一風変わった先輩とかかわるうちに、“新しい世界”があることに気づいていく。「君の雨がやむのを、ずっと待ってる―」勇気がもらえる感動の物語!
著者等紹介
汐見夏衛[シオミナツエ]
鹿児島県出身。2016年『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』でデビュー。2017年、野いちご大賞を受賞した『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』が大ヒット。著書累計90万部を超える人気作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
美紀ちゃん
82
明るくて朗らかで優しい先輩!最高。憧れる。ドキドキする。 章のタイトルが、どれもとても可愛い。 雨に関する素敵な言葉。 お母さんが、酷い。 勝手に決めつけて話してくる。 先輩は、それはいけないこと!と大人に物怖じせずに言えてカッコいい。 親がうざい時は、「そういうふうに言われるのは嫌だなぁ」と、キレる前に、ちゃんと伝えた方がいいと思う。 脚本を褒めてもらえて嬉しかった。 先輩がずっと優しくて良かった。2022/01/10
🍀sayuri🍀
63
冴えない女子が自信を取り戻し前に進んでいく王道の青春ラブストーリー。主人公は、コンプレックスの塊を絵に描いたような高校1年生の音沢美雨。外見にも内面にも自信がなくネガティブ思考の彼女が、映研の部長・高遠映人に恋をした。美雨の卑屈さの元凶ともなっている母親の言動があまりにも酷すぎる。八重歯が目立ってみっともないからと大口開けて笑わない様に指図、容姿をけなすだけでは飽き足らず、感性まで否定。美雨が卑屈になるのも無理はない。自分を認めてくれる人との出逢いで変化する主人公の姿にホッとする。悩める10代向けの作品。2021/11/26
茉莉花
58
友達がいて成績もそこそこな美雨だが、外見を母親や周囲、そして自らも貶し、目立たないように普通を演じるように心掛けてきた。そんな美雨は、何度も助けてもらった男の子に一目惚れし、その男子生徒が通う高校に進学する。その男子高校生が新学期の部活動紹介で映研の部長である映人先輩だと判明。しかし、彼には彼女がいるようで…。先輩を見るだけでいいと思っていた美雨だが、先輩から部活に誘われて世界がわかっていく。2022/02/04
へくとぱすかる
43
有り難くも厄介なのが、親という存在。子どもはいつか親を乗り越えていくもの。美雨の弟も反抗期だけど、高校生女子と中学生男子とでは、似ていながら異なるところも大きいはず。映人先輩はまぶしい完璧に見える存在だが、頭ごなしに子どもを否定する態度には、きちんと反発できるだけ美雨の側にいる。ふつうは他人の親にはとても言えないものだが。280ページは、美雨のコンプレックスによる壁を何とかしたい、先輩の思いやりともいえる。読み終わってみると、登場人物それぞれの成長ぶりが読み取れて、爽やかな気分になれた。表紙そっくりの。2024/03/26
まる子
20
1/9に予約した図書館本。待ったよ〜。10代って確かに自分には無いもの(能力、性格、容姿など)を持っている人が羨ましかったな。高1の美雨ももれなく、性格、くせ毛、八重歯、そばかすが嫌いだ。そんな美雨の背中を押してくれたのが先輩。彼にもないものがあり…。彼女がいつか先輩のような自分が望む「自分だけの道(未来)」を進んで行ける大人になる事を願っています。『君を撮りたい』の言葉に涙が出そうになるもギリギリセーフ(笑)それにしたって、お母さんは少々毒強すぎないか?今度、雨上がりの空を観てみようと思った。2022/05/30
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