内容説明
高2になった果歩は、クールでつかみどころのない早瀬と、図書委員をやることになった。実は、ふたりは同じ中学で、“付き合って”いた関係。でも、それはウワサだけ。ホントは、しゃべったことすらなくて…。図書室で、そんな早瀬とふたりきり。最初はぎこちなかったけれど、ふたりの距離は少しずつ縮まっていき…?じれったくて甘い放課後ラブに、胸キュンが止まらない!
著者等紹介
麻沢奏[アサザワカナ]
2011年、イアム名義で『放課後図書室』にて第5回日本ケータイ小説大賞特別賞を受賞し書籍化(スターツ出版刊)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アリス
33
もし、私が高校生に戻れるのであればこんな恋愛してみたいなと感じた。主人公のはかなさに終始惹きつけられた本でした。2022/08/11
Nori
1
「放課後シリーズ」第2巻。前回に比べて(個人的には)甘さ全開の高校生の恋物語でした。個人的には1巻の方が好みです。2022/11/05
affistar
1
高校生同士の甘い恋愛小説です。タイトル通り図書館が主な舞台になっていて、距離が縮まったり離れたりしたように感じたりします。ヒロインとクラスの女子生徒との会話にも凝っていて、結構こんな会話がありそうだなと思っています。早瀬はちょっと不器用なところはあるけれど、女子から見るとかっこよく見えるのだろうなあという印象。大人ぶってはいるけれど、ヒロインを大切に思っていることは伝わってくるので良いかな。2022/04/19
HASE, Moto
0
果歩は放課後、図書委員の仕事をすることになった。ひとけがなくて仕事もない静かな時間、一緒に過ごすのは、3年前に「付き合っていた」かもしれない早瀬君。 クールで無口でつかみどころがない早瀬君が、放課後の図書室ではしゃべってくれる。早瀬君の言葉を受けて、果歩はだんだん、思い切って正直なことを言えるようになっていく。その変化の様子がかわいいし、読んでいるほうまで前向きな気持ちになれる。 読みたかったのに何となくタイミングを逃し続けていた作品。新装版が出た今やっと読めて満足。素敵な青春ラブストーリーだった!2020/05/11