内容説明
「生きて檻から出るには、ゲームに勝つしかありません」中2の俊がいつも通りHRを受けていると突然始まったのは、「脱獄サバイバル」!閉じ込められた学校から脱出することに!?制限時間内に手錠を外すカギ開けゲーム、友達のウソを当てるダウトゲーム…クラスの絆を試すデスゲームで、協力してクリアを目指す俊たち。しかし、想定外の裏切りで、仲間の本性が明らかになって…。大ヒット「人生終了ゲーム」著者、待望の最新作!小学中級から。
著者等紹介
cheeery[CHEEERY]
9月生まれ。2013年に『イジワル男子の愛情表現』でデビューし、その後ジャンル問わず話題作を次々と発表。第9回日本ケータイ小説大賞で『キミのイタズラに涙する。』が、優秀賞およびTSUTAYA賞を受賞(すべてスターツ出版刊)。現在はケータイ小説サイト「野いちご」にて活躍中
狐火[キツネビ]
LINEマンガ線画担当を経験後、現在はVtuber制作や配信活動者の歌ってみたMV、ゲーム用PRイラストなど幅広く手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蜂賀三月
0
参加者が何かしらの罪を背負っているサバイバルデスゲーム。サバキの見た目は閻魔のような感じで怖いのだけど、喋り方はけっこう剽軽でギャップがちょっとだけかわいい(笑)ゲームでは「仲良しカギ開けゲーム」が心理戦としての展開の幅も広いし、水がいっぱいになっていく恐怖も想像しやすくてよく考えられたゲームだと思った。作品全体では罪と向き合うことがメインテーマになっているのでシリアスな展開が多め。だけど、誰しも身近にある罪でもあるので共感できる部分が押さえられていたように思う。面白かったです!2025/02/02