内容説明
小6の華が目覚めると教室にクラスメイトが揃っていた。黒い服の男が現れ「あなたたちは“シンユウチャレンジ”に選ばれました」と言う。それはクラスの絆が試されるゲームで…失敗するとまさかの即死!?隠していた秘密がバレてしまう秘密探しや、お互いの大切なものを賭けた助け合いゲーム…デスゲームでみんなの秘密や恐ろしい裏の顔が暴かれて学級崩壊!?生き残りと友情、どちらを選ぶ?究極の学園サバイバルホラーが始まる!小学上級から。
著者等紹介
野月よひら[ノズキヨヒラ]
東京都出身、國學院大學文学部卒。2015年よりWEBで小説を書きはじめる。『見えちゃうなんて、きいてません!』で第2回野いちごジュニア文庫大賞・大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なみ
11
相沢華が所属する6年2組が『シンユウチャレンジ』というデスゲームに巻き込まれる話。 クラスメイトが次々と鳥に食べられていく極限状態で、華たちはどうにか生き残る道を探す。 暴走や裏切り、絶望の果てに見えてきた『シンユウチャレンジ』の目的とは──。 ゲームのルールがわかりやすくも残酷で、ドキドキしながら読めました。 デスゲームものなのに読後感が良く、それがとても新鮮で面白かったです!2025/01/12
蜂賀三月
2
〝みんなとシンユウになる〟ためのデスゲーム。デスゲームの内容も開催目的に沿った背景があり、物語の本質に近づいていく楽しさがあります。読み終わったあとにもう一度最初から読むと、読み方や視点、感じ方が変わりそう。児童も何度か読み返したくなるような面白い物語だと思います。読後感も良い。アルセチカさんの挿絵もとても良かったです。2024/06/04