内容説明
成績優秀な生徒が集まる6年3組に通う私・藤白玲。今日から私たちは楽しく修学旅行に行くはずだったの…。でも、バスの行き先は不気味な館で!?「ようこそ、裏切りの館へ」突然始まったウソつきを探す“裏切り投票ゲーム”。回答者に選ばれた5人は、答えを一致させなければいけない。簡単なゲームなのにわざと間違えて足を引っ張る人がいる。仲が良かったはずのクラスが崩壊していって!?次々に明かされるみんなの“裏の顔”にハラハラドキドキ!小学上級から。
著者等紹介
cheeery[CHEEERY]
9月生まれ。2013年に『イジワル男子の愛情表現』でデビューし、その後ジャンル問わず話題作を次々と発表。第九回日本ケータイ小説大賞で『キミのイタズラに涙する。』が、優秀賞およびTSUTAYA賞を受賞(すべてスターツ出版刊)。現在はケータイ小説サイト「野いちご」にて活躍中
葛西尚[カサイナオ]
漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
彩灯尋
12
ライアーゲームやダンガンロンパの児童書版みたいな感じ。みんなでわかりきっている質問の答えを合わせれば良いはずなのになぜか合わず、裏切り者を探すのを繰り返していくゲーム。誰が嘘をついているのか、誰が本当のことを言ってるのか、どんどん疑心暗鬼になっていくのがドキドキする。人狼ゲームみたいなのが好きな人は楽しめると思う。2025/07/30
蜂賀三月
0
心理戦に重きを置いたデスゲームもの。シンプルなゲーム性ながら参加者の思惑がそれぞれ豊かに動いていて、最後まで楽しく読むことができる作品でした!作者のCheeery先生は児童書のホラーをよく書かれています。相変わらず、15人も登場人物がいるなかで読みにくさを感じない描写と展開がすごいです。個人的にはつぐみ周辺のキャラの動きが特にリアルで面白く、ゾクゾクしました。シリーズものにしても楽しめそうな内容です!ラストの展開も熱いメッセージ性があって好きでした!2024/04/04