内容説明
ずっと孤独に生きてきた私に幸せな居場所ができるなんて―。4人の龍神を頂点に、異能の力で全ての序列が決まる国。無能である紗雪は最も下層の“最底辺”に属し、役立たずと馬鹿にされ、上位の民に虐げられ生きていた。しかし、龍神の中で最も力を持つ金の龍神・誉に、紗雪が隠し持っていた“強大な力”を見抜かれ、強引に結婚を迫られてしまう。力のためだけの、愛のない求婚のはずだったのに…。「ようやく見つけた、愛する俺の花嫁」誉はずっと前から紗雪を捜していたようで―。最底辺から幸せを掴む、大逆転和風シンデレラファンタジー。
著者等紹介
朝比奈希夜[アサヒナキヨ]
『きみへの想いを、エールにのせて』(スターツ出版刊)で野いちごグランプリ2016のブルーレーベル賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
栗山いなり
6
力を隠して最下層の人間として生きてきた少女が龍神の一人に求愛される和風シンデレラロマンス。いつものシンデレラロマンスと分かりやすく違う所として主人公が結構たくましい性格だった(結界師の一輪華に近いかな)。なぜか心にグサって刺さる部分もあったりした作品2025/06/12
蒼
1
kindle unlimited2025/10/18
マコト
1
色打掛けとはなんだろう、と思って調べてみると、あんまりよくはわからなったけれど、白無垢が「相手の家の色に染まる」という意味があるらしいので、そこで色打掛けにするか悩んだというのは、ああ、なるほどそういうことかと、無能の自分でも心読めずとも男主人公さんの心は、読むことが出来ました。2025/09/07




