出版社内容情報
彼氏の光希と幸せな日々を過ごしていた中3の心優は、突然病に襲われ、余命3ヶ月と宣告される。そんな中で迎えた2人の1年記念日、光希の幸せを考えた心優は「好きな人ができた」と嘘をついて別れを告げるものの、彼を忘れられずにいた。一方、突然別れを告げられた光希は、ショックを受けながらも、なんとか次の恋に進もうとする。互いの幸せを願ってすれ違う2人だけど…?命の大切さ、家族や友人との絆の大切さを教えてくれる感動の大ヒット作!
内容説明
彼氏の光希と幸せな日々を過ごしていた中3の心優は、突然病に襲われ、余命3ヶ月と宣告される。そんな中で迎えた2人の1年記念日、光希の幸せを考えた心優は「好きな人ができた」と嘘をついて別れを告げるものの、彼を忘れられずにいた。一方、突然別れを告げられた光希は、ショックを受けながらも、なんとか次の恋に進もうとする。互いの幸せを願ってすれ違う2人だけど…?命の大切さ、家族や友人との絆の大切さを教えてくれる感動の大ヒット作!第8回日本ケータイ小説大賞トリプル受賞作。
著者等紹介
逢優[アユ]
岡山県出身。看護師として働きながら、執筆活動を行う。2014年、第8回日本ケータイ小説大賞優秀賞、TSUTAYA賞、ブックパス賞を受賞した『てのひらを、ぎゅっと。』がケータイ小説文庫として刊行されデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まる子
28
誰よりも優しくて、人を心から愛せる子、それが心優(みゆ)。中2で余命を告げられ、恋人に別れを告げる。どんなに強がっても「死にたいと思っている人もいるのに、どうして私なの?」「だから神様、どうか。」これが本心だ。彼女の生きた証は15年経っても様々な人の心に残り続けている。「命」の大切さ、「人はいつ最後の時が訪れるかわからないから全力で」、著者(現在は看護師)のその思いは伝わった。10代にも伝わるだろう。たださ…中2でキスしちゃったよ😅中学生と関わる身としてはそこだけ、悩ましい。2024/09/15
栗山いなり
5
突如病に襲われた少女の3ヶ月と彼女の周りの人達を描いた物語。最初の方こそ令和の恋空?かと思ったが読み終えてみると確かに文章に癖はあったが言いたいことがハッキリした物語だったなと感じた2024/09/05