内容説明
高二の由芽には、昔から繰り返し見る夢があった。古い神社、学ラン姿の青年、悲しい別れ…。それはまるで前世の記憶のようにリアルで切ない夢。そんなある日、夢の中の青年にそっくりの蒼杜が転校してくる。運命を感じる由芽だったが、「君は十月に死ぬ運命だ」と、突然彼に宣告されてしまう。実は、蒼杜は由芽を死なせないために過去から来た人物だった―。「君のことは俺が守るから」夢の中だけだったはずの恋が本物になっていくのを感じる由芽。けれど、生き延びても死んでも、彼とは結ばれないと知って―。
著者等紹介
いぬじゅん[イヌジュン]
奈良県出身。『いつか、眠りにつく日』で第8回日本ケータイ小説大賞を受賞し、シリーズ全3作品が好評発売中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
lovemys
13
タイムリープもの。女子生徒たちの悩みを過去や未来に行くことで解消する感じ。そして軸のストーリーとして二人の恋愛も入ってます。これは女子が好きなやつですね! そして私も、思わぬところで泣いてしまいました(笑)2024/03/09
栗山いなり
5
高校二年生の由芽が謎の転校生と出会うことから始まる物語。SF、ファンタジー、友情劇、恋愛劇と色んな要素が盛りだくさんな作品だった。それと一種の群像劇だとは思わなんだ2023/10/08
カゲツナ
4
夢見る由芽と呼ばれる少女と過去から由芽を救うためにやってきた蒼杜。 不思議な関係性がここにはある。 これはなんとも切ないタイムリープの物語だった。2023/07/20
Nori
3
自分を救うためにタイムリープを繰り返す少年と出会った少女の物語。それぞれの章ごとに主人公が変わり、それぞれの運命と向き合っていく姿が素敵でした。2024/05/09
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