内容説明
失声症の栞は、電車で困っているところを他校のイケメンな先輩・樹生に助けてもらう。“声は出ませんが、耳は聞こえます”文字でのやり取りでふたりの距離は縮まり、樹生は心優しくも芯の強い栞に次第に惹かれていく。一方栞は、過去の出来事に苦しんでいる自分を受け止めてくれた樹生の優しさに心動かされ…。「これからも一緒にいてほしい。できれば一生」筆談から始まる、ピュアで切ない恋物語に涙&きゅんが止まらない!2500万PV越えの大人気作ついに文庫化。
著者等紹介
小春りん[コハルリン]
静岡県出身。デザイナーとして働くかたわら、2013年にLinkとしてKADOKAWAより作家デビュー。『はちみつ色の太陽』で第10回日本ケータイ小説大賞、大賞、TSUTAYA賞、ブックパス賞を同時受賞。2016年9月『たとえ声にならなくても、君への想いを叫ぶ。』(スターツ出版単行本)を、小春りん名義で発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
真栄📖【本意外活動停止します】
13
声が出せなくても最後はちゃんと声を出して気持ちを伝えていた栞は凄いし先輩もとても優しく想い愛のあるストーリーでした。でも、感動しすぎて泣けました😢2023/05/03
彩灯尋
8
失語症で声が出せなくなった主人公と、優しくてイケメンで医者を目指す先輩の話。失語症になった主人公の過去の出来事や、いつも優しい先輩の心の闇などストーリーがしっかりしていて良かった。なにより先輩が格好良すぎて本当大好き。2人とも真っ直ぐで優しくて、性格が良くてお似合いだな…と、にやにやしながら楽しめた。2022/10/07
トラママ
1
娘のオススメ(笑)サラッと読了。2024/08/16