出版社内容情報
ずっと逃げてた。
弱い自分と向き合うことが怖くて――。
中3の夏、バスの事故で大切な仲間を一度に失った夏瑚。事故で生き残ったのは、夏瑚と幼馴染の碧人だけだった。高校生になっても死を受け入れられず保健室登校を続ける夏瑚。そんなある日、事故以来疎遠だった碧人と再会する。「逃げるなよ。俺ももう逃げないから」あの夏から前に進めない夏瑚に、唯一同じ苦しみを知る碧人は手を差し伸べてくれて…。いつしか碧人が特別な存在になっていく。しかし夏瑚には、彼に本当の想いを伝えられないある理由があって――。ラスト、ふたりを救う予想外の奇跡が起こる。
内容説明
中3の夏、バスの事故で大切な仲間を一度に失った夏瑚。事故で生き残ったのは、夏瑚と幼馴染の碧人だけだった。高校生になっても死を受け入れられず保健室登校を続ける夏瑚。そんなある日、事故以来疎遠だった碧人と再会する。「逃げるなよ。俺ももう逃げないから」あの夏から前に進めない夏瑚に、唯一同じ苦しみを知る碧人は手を差し伸べてくれて…。いつしか碧人が特別な存在になっていく。しかし夏瑚には、彼に本当の想いを伝えられないある理由があって―。ラスト、ふたりを救う予想外の奇跡が起こる。第6回スターツ出版文庫大賞優秀賞受賞作。
著者等紹介
水瀬さら[ミナセサラ]
2018年「あの日、陽だまりの縁側で、母は笑ってさよならと言った」(アルファポリス)で作家デビュー。「涙の向こう、君と見る桜色」(ポプラ社 キミノベル)で第3回ピュアラブ小説大賞を受賞。2021年、第6回スターツ出版文庫大賞で本作が優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミーコ
なみ
彩灯尋
色素薄い系
栗山いなり