出版社内容情報
あなたが愛してくれたから、幸せを感じられるようになった――。
「愛している、俺の唯一の花嫁」
玲夜から結婚式衣装のパンフレットを手渡された鬼の花嫁・柚子。玲夜とふたり、ドレスや着物を選び、いよいよ結婚するのだと実感しつつ、柚子は一層幸せに包まれていた。そんなある日、柚子は玲夜を驚かせるため、手作りのお弁当を持って会社を訪れると…知らない女性と抱き合う瞬間を目撃。さらに、父親から突然手紙が届き、柚子は両親のもとを訪れる決意をし…。「永遠に俺のそばにいてくれ」最も強く美しい鬼・玲夜と彼に選ばれた花嫁・柚子の結末とは…?
内容説明
玲夜から結婚式衣装のパンフレットを手渡された鬼の花嫁・柚子。玲夜とふたり、ドレスや着物を選び、いよいよ結婚するのだと実感しつつ、柚子は一層幸せに包まれていた。そんなある日、柚子は玲夜を驚かせるため、手作りのお弁当を持って会社を訪れると…知らない女性と抱き合う瞬間を目撃。さらに、父親から突然手紙が届き、柚子は両親のもとを訪れる決意をし…。「永遠に俺のそばにいてくれ」最も強く美しい鬼・玲夜と彼に選ばれた花嫁・柚子の結末とは…!?
著者等紹介
クレハ[クレハ]
現在、小説サイト『ノベマ!』にて執筆活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
46
終わりました・・結婚が人生最高のものとは思いません。これから二人でどう築いていくかが大事なんです!なんていいながらこのレビューを書いたら直ぐに一巻に戻り再読の予定。とても軽くてコミックを読んでる気分なんですが・・こういう甘々を味わったことの無い婆には新鮮その(#^^#)。 大切にしてくれる人が回りにいることで人は強くなれる。また大切に思う人ができたら・・人は弱くなる。手を繋いで・・言いたいことは明日言えば揉めることはない💛。2022/02/07
えみちゃん
35
いよいよ第1部完結ってことでしょうか?ここまで一気に読み進めてきていよいよ結婚式♬っと色めき立ちましたがどうやらまだもうひと波乱ありそうです。結婚式の準備も始まり浮き立っていた柚子は、玲夜が見知らぬ女性と抱き合っているのを目撃!それだけでも大ショックだというのにしばらく同居するというからさあ大変。ひと波乱どころか戦乱の火ぶたが切られるワケですが・・。登場した瞬間からイヤな女だなぁ~と思ってたけどいるよねぇ~。こういう勘違い女。同性に嫌われるタイプって・・。こういうときに頼りになるのはやっぱり同性の友人。 2023/01/28
mariann
35
完結。最後の最後まで懐に隠しておきたい玲夜にちょっとだけ閉口。お決まりの嫌なオンナも出てきて2人は幸せな結婚…おっと、タイトル違い に到達できるのか。はぁ、両親も最後までアレで、成長したのは柚子だけか⁈溺愛ものなので最初から最後まで安心して読める作品でした。2022/07/12
蒼
34
最後の最後にようやく本当の意味で実の親との縁を切った柚子。最後の最後まで柚子を利用し尽くそうとした屑親には、当然の報いか。鬼龍院当主の隠れた冷徹さに、うわっ、くえない親爺!と思いつつも、登場人物の中で一番愛されるキャラじゃないかなと思い読了した。2022/06/13
こも 旧柏バカ一代
32
蛇塚!!良かったな!!捨てる神があれば拾う神もある。ただ、柚子が蛇塚と話をするだけで嫉妬の冷気を柚子に放つのはどうなのかと、、彼女、重くないか?wでも、蛇塚本人が幸せなら良いかな?花嫁を失った苦しみを忘れられたら良いのだが、、さらに玲夜との結婚直前の柚子に両親から手紙が送られて来た。彼女と会いたいと書いてあり多少未練が残っていた柚子は、止める玲夜を振り切って両親に会うが、、両親は自身の贅沢な生活のために柚子を他の妖に売り払うつもりだった。それを知った柚子は完全に両親を見切り彼等とは二度と関わらないと決める2024/10/12