出版社内容情報
君と過ごした時間は短くて、でも――
永遠みたいに幸せだった。
自分を取り繕って生きている晴は、ずっと眠りつづけてしまう難病を抱えるみのりと出会う。ある秘密をみのりに知られてしまったせいで、口止め料として彼女の「普通の高校生になりたい」という願いを叶える手伝いをすることに。眠りと戦いながらも真っすぐ生きる彼女と過ごすうち、晴も自分を偽るのをやめて、小さな夢を見つける。しかし彼女の眠りは徐々に長くなり…。寒い冬の夜、最後に目覚めたみのりを抱え、晴はある場所に向かうが――。
内容説明
顔の傷を隠すうち、本当の自分を偽るようになった晴は、ずっと眠りつづけてしまう難病を抱えるみのりと出会う。ある秘密をみのりに知られてしまったせいで、口止め料として彼女の「普通の高校生になりたい」という願いを叶える手伝いをすることに。眠りと戦いながらもありのままに生きる彼女と過ごすうち、晴も自分を偽るのをやめて、小さな夢を見つける。しかし、冬を迎えみのりの眠りは徐々に長くなり…。目覚めぬ彼女の最後の願いを叶えようと、晴はある場所に向かうが―。
著者等紹介
此見えこ[コノミエコ]
幼少から執筆活動を始め、2020年「きみが明日、この世界から消える前に」でエブリスタ小説大賞×スターツ出版文庫大賞の大賞を受賞し、書籍化デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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siro
3
★★★★☆/良かった。難病ものの王道をそのままに、適度に感動できる内容が書かれていた。主人公が夢を見つけていく過程は見事。個人的には、もう少し痣について深堀しても良いように思ったが、ヒロインが単刀直入に痣を気にしない素振りを見せてしまったため仕方がない。悩む暇もなくコンプレックスを肯定されてしまうといった点で、ヒロインの魅力を上手に書けていた。人は意外と、他人のことを見ていないのだろう。それこそ、メイクをしてあげるぐらいに近づかない限り、人と人の距離というものは皆一定間隔に離れている。大切なのは、2025/08/26
楠木
2
普段余命モノは読まない自分だが、これはたまたま手に取ってみて読んでみたら…とても感動した。主人公の晴が、みのりによって変わっていく点がとても良い。恋愛は人を変えるものだと。ライトな文章で読みやすくて良かった。2022/10/02
りねん
2
星3つ(81点) 前に進む勇気をくれる本です。 ちょっぴり、泣けます。 良い点:みのりの純粋さが主人公に影響を与え、今まで偽って生きてきた主人公が、本音で話すことや本当にやりたいことに向き合い始める姿が良かったです。良き小説です。2022/01/02