出版社内容情報
高2の咲希は、幼馴染の奏太に想いを寄せるも、関係が壊れるのを恐れて告白できずにいた。そんな中、奏太が突然、事故で亡くなってしまう。彼の死を受け止められず苦しむ咲希は、導かれるように、祖母の形見の古いラジオをつける。すると、そこから死んだはずの奏太の声が聴こえ、気づけば事故が起きる前に時間が巻き戻っていて――。咲希は奏太が死ぬ運命を変えようと、何度も時を巻き戻す。しかし、運命を変えるには、代償としてある悲しい決断をする必要があった…。ラスト明かされる予想外の秘密に、涙溢れる感動、再び!
内容説明
高2の咲希は、幼馴染の奏太に想いを寄せるも、関係が壊れるのを恐れて告白できずにいた。そんな中、奏太が突然、事故で亡くなってしまう。彼の死を受け止められず苦しむ咲希は、導かれるように、祖母の形見の古いラジオをつける。すると、そこから死んだはずの奏太の声が聴こえ、気づけば事故が起きる前に時間が巻き戻っていて―。咲希は奏太が死ぬ運命を変えようと、何度も時を巻き戻す。しかし、運命を変えるには、代償としてある悲しい決断をする必要があった…。ラスト明かされる予想外の秘密に、涙溢れる感動、再び!
著者等紹介
いぬじゅん[イヌジュン]
奈良県出身。2014年『いつか、眠りにつく日』で第8回日本ケータイ小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桜📕のベルズ
14
前作のお話とはちょっと違う。タイムリープをして死の運命を変える。私だったら自分の命と引き換えに大切な人を助ける、と思う。咲希や奏太と同じように行動するはず。いつものいぬじゅんさんの作品の終わり方ではなかったように感じたけれど、いぬじゅんさんらしいような気もする。2021/09/28
starly
7
ラジオを通して後悔した事をやり直す為にタイムリープとなった第2弾。 第2弾との事で勝手に前回登場したサブキャラクター視点での話しかと思ったら全くもって違った。けれども、前回の主人公がちょこっと登場したり少し前作との繋がりもあった。今回の主人公も幼なじみに片想い。前作の主人公よりもかなり無茶をしていてこっちがヒヤヒヤ。2024/02/28
色素薄い系
2
パラドックス回避の為に上書きが採用されていただけであの時点で肉体が存在しないおばあちゃんだからこそ未来に本体ごと来られたという事でOK?もっとがむしゃらに回避させようとするのかと思ったけどタイムリープものとしては案外あっさりしていた気がする。前作は咲希のお母さんがメインの話みたいなので機会があれば読みたい。2021/08/19
うぞ
1
いぬじゅんさんの本はまだ2冊めなんですがこれもグッとくる良い話でした。オススメです。2022/04/27
まめもやし3
1
ラジオから声が聴こえる話だったのに、ループを操る者たちの話に。きりがないな。2021/11/17