内容説明
高2の彰のクラスに、色白の美少女・美琴が転校してきた。「私は…病気です」と語る美琴のことが気になる彰は、しきりに話し掛けるが、美琴は彰と目も合わせない。実は彼女、手術も不可能な腫瘍を抱え、いずれ訪れる死を前に、人と深く関わらないようにしていた。しかし彰の一途な前向きさに触れ、美琴の恋心が動き出す。そんなある日、美琴は事故に遭遇し命を落としてしまう。だが、目覚めるとまた彰と出会った日に戻り、そして―。未来を信じる心が運命を変えていく。その奇跡に号泣。
著者等紹介
菊川あすか[キクカワアスカ]
2017年、スターツ出版のマカロン文庫から『エリート上司と偽りの恋』が電子書籍化。また同年『野いちご×三月のパンタシアノベライズコンテスト』において『君が涙を忘れる日まで。』優秀賞を受賞し、スターツ出版文庫から書籍化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
34
ティーンズコーナーより、娘さんの朝学習用に。私は設定に少し混乱しましたが、娘は「最近よくある死んでも生き返る系」とカテゴライズ。朝サクッと読むにはいいお話だったそうです。偉そうだなあ、おい。2024/05/18
稲荷
14
ループもの。ありがちな設定ではあったけど、小説らしくてよかった。ただ、感動系だと思っていたのにグッとくるシーンがなかったことに物足りなさを感じる。2020/05/29
ソラ
7
毎日当たり前にくる明日を夢見ることを諦めた余命わずかな少女、美琴と色々なことを諦めてばかりの青年、彰が出会った瞬間から始まる切ない恋の物語。何気ない日々が当たり前のように送れること。その当たり前が当たり前じゃない人は世の中にどれくらいいるんでしょう。当たり前のことを当たり前にできている私達はとても幸せなのだと気付かされました。2人の恋の切なさの中に交じる、日々のありがたさや幸せを知ることのできたとてもいい1冊でした。 2018/11/06
のりまさ
6
もし自分がもし死ぬかもしれないと思った時、そして何故か同じ時間をつさ繰り返していると気づいた時、自分だったらどうするのだろう。 主人公のことを好きな女の子は主人公が傷つかないように動き回ったり、自分がこれ以上主人公のことを好きにならないように避けたりしていました。この後の話は読んだ人のみぞ知るお話ということで控えときますがなかなか心がジーンとくる話でした。2019/03/26
Nori
4
第一章を読んだときになにかあるなと思い、第二章で納得。でも、もう一人がタイムリープをしてることは完全に想定外だった。ラストはしっかりハッピーエンドでした。2022/08/28
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