内容説明
いつか特別な存在になりたいと思っていた―。鎌倉でひとり暮らしを始めて３年、デザイン会社を半ばリストラ状態で退職した竹林潤香は、２６歳のおひとりさま女子。無職の自由時間を使って鎌倉の町を散策してみるが、まだ何者にもなれていない中途半端な自分に嫌気が差し、実家の母の干渉や友人の活躍にも心乱される日々…。そんな彼女を救ったのは古民家カフェ「かまくら大仏」と、そこに出入りする謎の料理人・鎌田倉頼―略して“鎌倉”さんだった。
著者等紹介
五嶋りっか［ゴトウリッカ］
『鎌倉ごちそう迷路』は、レーベル初の著者書籍化作品（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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はつばあば
55
これは許せません。ウラヤマシイの一言に尽きる(~_~メ)。あの鎌倉・・縁切寺のある鎌倉に一人住まいの若い娘さんがリストラに遭い、トンビにご飯を取られたお陰で イケメンに声を掛けられて、素敵なお店の常連さんになり・・自分のしたい事を目指す。はぁリストラも辛いだろうけど26歳、まだまだいける。男も女も年齢以上に見える人、若く見える人色々いるけれど・・師匠が年下だったとは。まぁ魔法使いの師匠だもの当たり前か(#^^#)。凄く読み易いし料理も明日作ってみようかなと思えるほど簡単そうだし・・時間があればどうぞ2019/08/02
寂しがり屋の狼さん
47
表紙に描かれた江ノ電と紫陽花に惹かれて手に取りました(◕ᴗ◕✿)初読みの作家さんでしたが、主人公の心の声がクスクスと笑え楽しく読み進めました📖鎌倉にある秘密のお店。そこは、魂が癒やされる場所。私も鎌倉の街を散策してみたいです🐾🐾🐾📷2023/12/16
hirune
40
【Kindle】鎌倉に住んで平日のんびり散歩三昧とは羨ましい話です。しかし 主人公の女の子がなぁ😅26歳で失業して再出発を目指すのはいいけど、いい歳で自分一人養えてないのに 真剣に再就職を目指すでもなく、人助けをしたいとか ふんわりし過ぎじゃないかなぁ。。しかも自分で問題に向き合うでもなく、年下の男子に謎の弟子入りをして問題丸投げとは(´ｰ｀)倉頼君のおばあちゃんの付き人にでもなって 根性をガッツリ鍛えてもらった方がいいんじゃないかな☆ 2019/09/23
coco夏ko10角
24
鎌倉で一人暮らしをしてる潤香、デザイン会社を退職し近所をぶらぶらと…。仕事に関する悩みがリアルな感じ、好きなはずでもいざ向き合ったらブレが見えるってことはあると思うし。終わりからして続きがあるのかな。2018/09/19
メルル
23
鎌倉のデザイン会社に勤めていた潤香はリストラのような状態で退職することに。人生に迷っていたところに素敵な料理人と美味しいお店との出会い。社会に出て少し時が流れ、立ち止まってこの先を考える。彼女は退職することでその時間が与えられたけれど、大抵は社会に出たばかりで、日々の仕事に忙殺されそんな暇もないだろう。でも敢えて考えてみるっていうのもいいのかな。師弟関係っていうのはあまり理解できなかったけど、尊敬とか憧れの対象がいるのはいいなと思う。美味しそうな料理の調理方法を教えてくれるのが嬉しい。2018/05/30
