内容説明
高2の美術部員・理央は、絵画コンクールで賞を逃して以来、スランプに陥っていた。ある日、学年の人気者・颯の存在を知り、二人は絵を通して距離を縮める。颯がもうすぐ転校することを知った理央は、彼がここにいたことを残すため、彼のいる風景を描いていくが、一向に抜けないスランプと、颯といることで度々抱く違和感に悩む。そんな折、ふと、颯と数年前に会っていた記憶が甦って―。颯の本当の姿とは…。秘密が明らかになるラストは感涙必至!
著者等紹介
相沢ちせ[アイザワチセ]
2014年に『眠り姫はひだまりで』で書籍化デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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