内容説明
大国の王太子と政略結婚することになった王女ラナは、嫁入り早々、敵国の刺客に誘拐されてしまう。そのピンチを華麗に助けてくれたのは、なんと婚約者であるエドワード。キュンと胸がときめくも、自由奔放なラナと強引なエドワードはケンカばかり。ところが、あることをきっかけにふたりの仲は急接近!?「お前は俺のものだ」と腕の中に閉じ込めて離さない彼の独占愛に、ラナは溺れていき…。
著者等紹介
ふじさわさほ[フジサワサホ]
新潟県出身。現在は小説サイト『Berry’s Cafe』にて執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さや
22
★☆☆☆☆ごめんなさい、途中から流し読み。好奇心旺盛で無鉄砲な姫君って、ヒーローには「可愛い」になるらしい。読んでるとイライラしてくるんだけど、「可愛い」らしい。不思議。2017/07/25
サラン
10
★4 政略結婚のラナとエディ。着いた早々誘拐されかけたラナを救ったエディにお前は俺の物だと自覚しろと言われ反発する。家族に溺愛された深窓の令嬢と思いきやお転婆で行動的で子猫の様なラナを気にいるエディ。2人はぶつかりながらも距離を縮めるが王族の公妾制度について聞いたラナはショックを受けて‥城中の人を虜にするラナ。危機に陥っても諦めず頑張る強い姫で可愛い。女心に疎いエディは事あるごとに俺の物扱いするんだけど無自覚に独占欲出してて良いわ。ラナがじっと出来ないので次々事件が発生するんだけどこういうヒロインは好き→2020/10/25
晴久
9
kindle版。 ツッコミどころ満載ではありますが、まあ、お姫様と王子様が結ばれて幸せになりました、っていうファンタジーだからそういう話が読みたい人には些事なのだとは思います。しかし、そういう設定や描写がしっかりしていればこそ臨場感も出てくるので少し残念。不自然な部分がちょっと多すぎる気がしました。ハーレクインを読んでいたほうがいいかな。レベルの低いレーベルが多くなってきて、これでは読書しても何も得るものがないし心配になってきますがそういう時代なのであって、これはババァの世迷言なのでしょう。2019/01/20
anko
7
政略結婚だけど王太子が一目惚れで大好きな可愛い姫を過保護に溺愛するお話し。敵対する国が王太子を陥れるために執拗に彼女を攫おうとするのに呆れた。いい娘なのですが過保護にされるだけある無防備で疑わない懲りないお姫様です。王太子の溺愛具合が嫌にならない感じでした。ストーリー展開のテンポもよく気持ちの良いお話でした。2017/03/14
hallelujah
5
KU本/政略結婚することになった王女ラナは、嫁入り早々、誘拐されかけるも婚約者のエドワードに助けられる。「もの」あつかいするエドワードと言い合いにはなるものの、好奇心旺盛なラナは見知らぬ世界に飛び込んだ楽しさで前向きに婚約生活を過ごす。そんな折、エドワードが暗殺されかかる事件が起きて…/設定やキャラクターにはツッコミどころも多いが、深く考えず楽しむ作品。政略結婚というと、大国に小国の王女が嫁ぐイメージですが、今回は大国王女に小国の王太子なので、自由奔放好奇心旺盛なラナが飛び回ってるのをみんなが→2019/03/20