内容説明
草食クオリティが登場し人口が激増した江戸時代。ガンダムに見られる文と武の交替。AKB48新撰組論。TPPと鎖国。「こんな大胆な視野があったのか」。魅惑の東大歴史学者が、あなたに新しい日本史を教えます。一番新しくて面白い、とてもためになるジャパンヒストリー。
目次
第1章 肉食と草食の日本史(混沌の世界に暴力の光をあてる;中世の自由は殺される自由 ほか)
第2章 歴史、政治体制、ロボットアニメ(文と武の交替という原型;自立できる女性は筋肉エリートを ほか)
第3章 「ええ、あとづけの空論なのは承知ですが、それでも、AKBのことを話したいんです」(AKB48猿楽伝統演劇論;「会いに行ける」というアナログの価値 ほか)
第4章 開国か、鎖国か。グローバル化かガラパゴス化か(TPPの元祖、平清盛;日本は既得権益派が強い国である ほか)
著者等紹介
本郷和人[ホンゴウカズト]
1960年、東京都生まれ。東京大学史料編纂所准教授。従来主流であった「権門体制論」に対して、武士が朝廷との交流、対峙を通してやがて統治に目覚めていくという「二つの王権論」の立場に立つ歴史学者
大竹直子[オオタケナオコ]
埼玉県出身。漫画家。1993年角川書店ファンタジーDX『エステ・de・西遊記』でデビューの後、主に日本の時代・歴史漫画を中心に執筆。確かな時代考証と史実に裏付けられた耽美的な作風が特徴。宇喜多史談会会員
堀田純司[ホッタジュンジ]
1969年、大阪生まれ、作家。桃山学院高等学校を中退した後、大検を経て上智大学ドイツ文学科入学。在学中より編集者として働き、後に著作を発表するようになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mushoku2006
半兵衛
緋座零