内容説明
あなたはこの殺人鬼を裁けるか。映画「羊たちの沈黙」のレクター博士のモデル、ヘンリー・ルーカスとは何者か。
目次
娼婦の腹から
地獄の門を開く
悪人ともの強烈なインパクト
悪の知識、悪の力
堕落が満足感を失わせる
血の欲望
相剋
殺しの戦慄
獄房の光
新たな出発
シスター・クレミー
とびらは開かれた
わざわいを転じて
著者等紹介
コール,マックス[コール,マックス][Call,Max]
サンフランシスコで広告代理業を営んだのち、1970年ごろ作家業に転身。犯罪もののフィクションまたはノンフィクションを数多く発表、一部は映画化されて、ミリオンセラーの流行作家となった
河合修治[カワイシュウジ]
1934年愛知県豊橋市生まれ。1956年、東京大学法学部卒。自治省行政局等勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yooou
3
☆☆☆☆★ レクターのモデルとなった人物の実話。トンプスンを地で行く上に驚愕の展開。これはほんとびっくりな本でした。2010/08/10
フロム
2
大量殺人記録保持者の主人公。当然異常快楽殺人界の著名人なので、一般的な知識は知っていたのだが、この本を読むまで母親の虐待が原因だと思っていた。実は、その後の結婚や放浪が彼の殺人犯としての素養を増長させ、悪魔信仰の宗教団体の入信が決定打になったと言う記述は衝撃的。彼が逮捕後シスターとの心のやり取りも面白い。『実績』ばかり強調される彼だが、メンタル部分も非常に面白い。殺人者が側の記述なので幾らか、割り引かなければならないが。非常に読み応えがあって面白い。 シリーズ本なので別の作品も折を見て読みたい。2014/04/28
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