内容説明
渡来海洋民が、九州古代王朝を創った!先史時代、海を越えて、壮大なスケールで世界各地に移り住んだ「海の民」がいた。考古学、人類学では解明できなかった21世紀の学術分野!故地を偲びながら、彼らが岩に刻んだ文字や文様や盃状穴、岩石の構築物には、どんなメッセージが隠されているのか。
目次
第1章 盃状穴岩の謎(子孫繁栄祈願依代説;太陽・星座祭祀説;性穴説 ほか)
第2章 渡来海民と九州古代王朝(神門神社の奈多石ペトログラフ;奈多宮と比売神王国;古代九州の京都)
第3章 天草諸島の海民国家(倉岳町のヘイアウ型石積み;龍ヶ岳小人族住居;小足ペトログラフ ほか)
第4章 海民と祭祀遺跡(与那国島の海底遺跡;金比羅と小人海洋民;天草の古代祭祀遺構 ほか)
著者等紹介
吉田信啓[ヨシダノブヒロ]
昭和11年、福岡県行橋市生まれ。広島大学文学部文学科言語学専攻卒後、同大学院英語英文学研究生。県立高校(英語教諭)を37年間勤め、平成9年に退官。日本を代表する岩刻文字研究者として20年間、数々の国際学会で研究発表を続ける
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