内容説明
左翼・リベラル勢力は、なぜ「日本会議」を憎むのか?危険でも極右でもない!「日本会議」の本当の姿を明かす。必読!初めての日本会議肯定論の書。
目次
第1章 日本会議を攻撃する者の正体(欧米メディアの偏向報道;イギリス誌『エコノミスト』の論調 ほか)
第2章 日本会議とは何か?―歴史とその行動(左翼に敢然と立ち向かった男たち;全共闘打倒!九州学協と全国学協の結成 ほか)
第3章 日本会議の思想は本当に危険なのか(左翼・リベラル勢力はなぜ日本会議を憎むのか;GHQの占領政策が日本人の精神的荒廃を招いたのか ほか)
第4章 日本会議の目指すもの(改憲に突っ走れ!安倍政権と日本会議;安倍首相の『改憲発言』に日本会議は関与したのか ほか)
著者等紹介
濱田浩一郎[ハマダコウイチロウ]
1983(昭和58)年生まれ、兵庫県相生市出身。歴史学者、作家、評論家。皇學館大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。兵庫県立大学内播磨学研究研究員・姫路日ノ本短期大学講師・姫路獨協大学講師ののち、大阪観光大学観光学研究所客員研究員。現代社会の諸問題に歴史学を援用し、解決策を提示する研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おかむら
23
菅野完や青木理の日本会議関連本に対してこちらは擁護本。批判本が日本会議に取材できてないのに対してこちらは書面での質問と回答という形で取材できてるところがウリのよう。まあ、だからこそなのか、回答が無難でつまんないす。後半は著者の改憲論や領土問題が入っててそれはいらない。日本会議はネトウヨとは違い「社会の木鐸」としての役割を果たしてきたそうです。そうかあ? あとこの出版社が、たちばな出版ってとこなんですが、あの深見東州(藤岡弘似の怪しいおじさん)のとこだった…。深見東州も気になってんだよなー。2019/04/05
templecity
3
日本会議の日本の良き伝統を守るといった当たり前の内容を主張し、内外からの好戦的な国にするだのといった批判に対する回答も記載している。 2019/04/30
naporin
1
日本会議の理想とする日本国のかたちの是非を論じるには、天皇制の是非について論じなければ、本質的な議論に達しない。日本会議肯定論を説くからには、ここに軸をおいた論理の展開がなければならない。本書にはそこが全く欠けており、表面的な内容に留まっているので、「肯定論」と題するには貧困である。2019/09/30
Masataka Sakai
0
数多ある批判本をピンポイントで論破2019/03/13