内容説明
謎の集団・猿楽師が果たした役割とは?古神道研究の第一人者が、歴史の裏に流れる、日本霊性の系譜を明らかにした力作。
目次
1章 猿楽から能へ―技能=芸能の集大成(猿楽的世界とその起源;申楽の創始者・秦河勝のルーツ ほか)
2章 世阿弥から禅竹へと受け継がれた思想(世阿弥の絶筆『金島書』にみる両部神道論;能の秘伝書と尊皇思想 ほか)
3章 修験道と猿楽的世界(霊能力のスーパースター・役行者;役行者、伊豆嶋に流される ほか)
4章 最後の猿楽的万能人・大久保長安(金春禅竹の曾孫・大久保長安の数奇な運命;金山奉行となった長安の手腕 ほか)
著者等紹介
菅田正昭[スガタマサアキ]
昭和20年、東京・池上生まれ。一白水星の水瓶座。学習院大学法学部政治学科(社会学・社会心理学専攻)卒業。業界紙記者等を経て、昭和46年5月から48年12月まで青ヶ島村役場に勤務。平成2年9月から5年7月まで全国最小村の東京都青ヶ島村の助役。現在、民俗学と古神道と離島の研究を続けている。日本民俗学会会員。離島文化研究家としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




