出版社内容情報
この青い緑の星を守るために「憲法第九条」を世界中の人たちに捧げます。
今、地球上の全て──大気、水、土、そして多様な生命が、本書で展開する桃井和馬の写真のように、未来から奪い去られようとしています。
この地球を救うのは「憲法第九条」です。
それは、「世界平和のための名誉ある73語」
英語で語る「日本国憲法第九条」
目次
第1章 はじまり(私の変身;第9条の会の創設;石油資源戦争)
第2章 憲法9条に関する対論(第9条を書き入れたのはだれ;日本は仲間はずれ国家ではない;世界規模での文化的規範を形成する ほか)
第3章 「良心的参戦拒否国家」にとっての代替奉仕サービス(CO国家のための代替奉仕サービス;地球のハーフライフ;エントロピーと経済学 ほか)
著者等紹介
オーバビー,チャールズ・M.[オーバビー,チャールズM.][Overby,Charles M.]
1926年、アメリカ、モンタナ州生まれ。ミネソタ大学卒業。B‐29のパイロットとして朝鮮戦争に従軍後、ウィスコンシン大学で博士号取得(機械工学)。現オハイオ大学名誉教授。湾岸戦争終結直後の1991年3月、「第9条の会」をアメリカで設立し、「日本国憲法第9条」を世界中の人々に伝える運動を展開。「平和のための在郷軍人の会」の一員でもある
国弘正雄[クニヒロマサオ]
1930年東京生まれ。「同時通訳の神様」として知られ、三木内閣の外務省参与として、日本のキッシンジャー役と評せられた。のちに土井たか子委員長に請われ、参議院議員となり、80人ほどの衆参両院議員から成る「憲法を活かす会」の代表世話人として、「ミスター護憲」と仇名された。著訳書は計70数冊に及ぶ。オーバビー博士を日本に最初に呼んだ際の会議主催者。現英国エジンバラ大学特任客員教授(Distinguished Visiting Professor)。NHK教育テレビ講師、日本テレビニュースキャスター、東京国際大学教授などを歴任
桃井和馬[モモイカズマ]
フォト・ジャーナリスト。1962年東京生まれ。テンプル大学日本校アメリカ研究学科卒。1985年のフィリピン訪問を機に本格的な取材活動に入り、フィリピン新人民軍のゲリラ・キャンプを3度にわたって取材。1989年から、フジモリ大統領誕生前後のペルーに長期滞在。以降、激動する20世紀の地球を撮り続け、「現代文明と人類のゆくえ」を追った一連の写真『地球素描』で、1995年『太陽賞』を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 不沈アタッカー(5)