内容説明
新暦を本格的に採用、季語を月別に分類、実作に必携の歳時記誕生。“季節の移り”である2、5、8、11月には2つの季節を持たせた。見出し語2364語、類語9025語、総数11389語の豊富な季語を収録。「雑」の部に4912語を収録、現代俳句キーワードの集大成が実現。現代俳人の代表句を柱に例句約1万、収録俳人数1700余名の充実。
目次
時候
天文
地理
生活
行事
動物
植物
著者等紹介
金子兜太[カネコトウタ]
大正8年、埼玉県生まれ。父は医者で俳人の伊昔紅。昭和18年、東京大学経済学部卒業。昭和49年、日本銀行を定年退職。俳句は、加藤楸邨に師事する。第7回現代俳句協会賞受賞。平成8年、句集『両神』にて日本現代詩歌文学館賞受賞。現在、現代俳句協会会長。『海程』主宰
黒田杏子[クロダモモコ]
昭和13年、東京都生まれ。疎開して高校卒業まで栃木県で過ごす。東京女子大学在学中、俳句研究会「白塔会」で山口青邨の指導を受ける。心理学科卒業。第一句集『木の椅子』で、現代俳句女流賞・俳人協会新人賞受賞。平成8年、第三句集『一木一草』で、俳人協会賞受賞。平成2年、俳誌『藍生』創刊主宰。日経新聞俳壇選者
夏石番矢[ナツイシバンヤ]
昭和30年、兵庫県生まれ。東京大学大学院比較文学比較文化博士課程修了。現在、明治大学法学部教授。専攻、比較文学比較文化。平成8年より平成10年までパリ第七大学客員研究員。現代俳句協会青年部長。「吟遊」代表。第38回現代俳句協会賞受賞
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