内容説明
漢字文化圏における古典の王者に君臨する、二千年を超えて偉大な先哲・孔子が人間らしく生きる指針を示す教養の書。
目次
学而第一
為政第二
八〓第三
里仁第四
公冶長第五
雍也第六
述而第七
泰伯第八
子罕第九
郷党第十〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう
3
解説が非常に少なく、論語初心者の僕には不案内な本に感じられた。訳は平易だが、読んだだけでは意味の取れない箇所が数多くある。いずれ他の訳書と比べて読んでみようと思う。追記10.11.16:不思議なことに、読んで暫く経った今頃になって、「あー、あれはこういう意味だったのかな?」と、何かにつけて感じる瞬間が多い。不案内な本だなどと言ったけど、読む状況や時間などによって様々な解釈を許す論語の魅力に、今になって触れ始めているのかなと思う。2010/09/02
山本りんご
1
本棚に眠ってた論語を取り出して、ようやく、初めて完読した。2016/10/30
なかじま
0
以前読んだ論語が超訳で物足りなく、書き下し文で読みたいと思い、手に取りました。 学而、為政については賛同できるフレーズがありましたが、それ以降についてはネタ切れ感が否めず、孫子の老害的な面も垣間見えました。 とは言っても孫子ではなく弟子が編纂したものだから、弟子のセレクトがいまいちだっただけで、孫子が非難される筋合いもないのかもしれません。 2021/08/31