出版社内容情報
カンヌを舞台に、フランス映画界の超セレブが総登場する撮影現場を実況中継。奇想天外、妄想力大爆発のフランス文学の新しい波!カトリーヌ・ドヌーヴ主演 ジャン=リュック・ゴダール監督
カンヌを舞台に、フランス映画界の超セレブ総登場で撮影敢行!
リュック・ベンソンに映画とは何たるかを教えられ、
ジェラール・ドパルデューにのせられ、あおられ、
スマホ以外は何も持っていない兄弟が、映画をつくり始めた。
彼らは若きサギ師なのか? 天才なのか?
カンヌを舞台にした、虚実入り交じる撮影現場を実況中継。
奇想天外、妄想力大爆発のフランス文学の新しい波!
カバーイラスト=寺田克也
中条省平による「登場人物解説?フランス映画界WHO'S WHO」掲載
オリヴィエ・プリオル 著 中条省平+中条志穂 訳[オリヴィエ・プリオル チョ ナカジョウショウヘイ+ナカジョウシホ ヤク]
著・文・その他
内容説明
2人の兄弟、アリョーシャとディミトリには、1つの望みがあった。映画を作ることだ。彼らは映画学校の学生で、一文なしで、ちょっとしたワルだった。どん底で生まれて、そこに戻る気はなかった。2人はスマホと大胆さだけを武器に、カンヌ映画祭に乗りこみ、大ばくちを打つ。共犯に引きずりこまれたのは、2大国際スターのカトリーヌ・ドヌーヴとジェラール・ドバルデュー。それに謎の監督ジャン=リュック・ゴダール。2人の兄弟がただのサギ師に終わるか、それとも若き天才になるか?この物語が教えてくれる。
著者等紹介
プリオル,オリヴィエ[プリオル,オリヴィエ] [Pourriol,Ollivier]
1971年生まれ。フランスのエリート校、エコール・ノルマル・シュペリユール(高等師範学校)を卒業。専攻は哲学、哲学の教師として教壇に立ったこともある。作家としては2001年に『M´ephisto valse(メフィスト・ワルツ)』を発表し成功をおさめ、2005年には『Le Peintre au couteau(ナイフを持った画家)』、2006年には共著『Polaro¨ide(ポラロイド)』などを発表。また、映画会社MK2とパリ・フィルハーモニー・ホールによる映画講演会の創始者でもある
中条省平[チュウジョウショウヘイ]
1954年生まれ。学習院大学文学部フランス語圏文化学科教授。東京大学大学院博士課程修了。パリ大学文学博士
中条志穂[チュウジョウシホ]
1970年生まれ。翻訳家。学習院大学フランス文学科卒。映画制作会社勤務を経て、パリ大学へ留学。雑誌「ふらんす」にて新作フランス映画の紹介・解説を10年以上続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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