内容説明
メディアが伝えない「事実」から、「これからの日本」が見えてくる!超次世代型エコノミストが、豊富なデータをもとに、確かな「リアル日本経済」をインプット。
目次
第1章 「経済ニュースの裏」を読むための基礎知識
第2章 日本経済が抱える「本当の問題は金余り」
第3章 新世紀の景気対策
第4章 もう過去の公式は通用しない!過渡期の日本の経済政策
第5章 意外と知らない金融の“常識”を知っておこう!
第6章 日本企業・再生への指標
第7章 GDPの構成要素である「私たち」
第8章 日本よ、世界同時不況の波をくぐりぬけろ!
著者等紹介
三橋貴明[ミツハシタカアキ]
1994年、東京都立大学(現:首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業をはじめNEC、日本IBMなどに勤務しつつ、2004年、中小企業診断士の国家資格を取得。2007年ごろ、インターネット掲示板「2ちゃんねる」上での韓国経済に対する分析・予測が反響を呼び、同年6月『本当はヤバイ!韓国経済』(彩図社)を刊行。企業の財務分析で培った解析力をマクロ経済に応用し、経済指標など豊富なデータをもとに国家経済を多面的に分析する「国家モデル論」が注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かまど
21
同名の世界経済編を読んだ後、日本の経済について詳しく書かれている当書籍を読みました。 やはり驚いたのは、世界経済編と同様、マスコミから得た情報との乖離です。 日本の経済状況がどのようになっているのかを正しく理解するために、非常に役立つ書籍だと思います。 また、経済状況だけでなく、マクロ経済でのお金の流れを、データを用いてわかりやすく説明されています。おかげで銀行や企業の活動について見方が変わりました。 マスコミの情報を鵜呑みにする前に、経済について正しい知識を身につけないといけませんね。2014/06/19
みんと
10
経済に関しては、一般人はマスコミの情報を元に知識を得ていて、疑う余地もない状態だが、このような本で、実際は違っていることの多さに気付く。 02年以降の景気拡大には、小泉内閣の構造改革が功を奏していたのか、年金は破綻するのか、経済格差は本当に広がっているのか、日本で低金利がつづいている理由など、なかなか納得のいく理由を聞くことができない疑問も、目からウロコ状態で理解できる。 多くの情報に振り回されることなく、しっかりと自分の頭で考えることの大切さを感じた。2010/11/11
CherryBlue
3
普段の報道されている内容と大きく解釈が異なる。腹落ち感は、こちらのほうが強い。2015/11/07
ろぐすけ
3
こちらの本で、全世界のブログの内、37%が日本語(世界一)である事を知った。英語は36%の2位だそうです。2010/12/12
しのざき
2
とてもわかりやすい経済入門書。Tで説明してあるからちょっと簿記かじった人なら尚理解しやすいかと。知識としてこれくらいは知っておきたい。2010/06/19