内容説明
家庭でも学校でも職場でも医療・福祉でも傾聴と対話が心を救う。
目次
第1話 医療や福祉で治療できない心の「風邪」
第2話 人は悩みをうち明けられずに病んでゆく
第3話 「傾聴と対話」によって心を癒す精神対話士
第4話 心で「聴く」とは具体的にどうすることなのですか?
第5話 どんな「対話」が心の「風邪」を癒していくのですか?
第6話 こんな「傾聴」「対話」では逆効果になる
惰7話 精神対話士資格を取得するには
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とらじゃ
5
精神対話士がどういうものかが、今まで読んだ本の中で一番よくわかった。と同時に「聴く」ことを仕事とするのが生易しいことではないこともまた、よく理解できた。とりあえず基礎講座を受ける予定だけど、仕事としてやって行く自信は、今のところ0に近いものがある。2015/03/27
allegro
1
カウンセラよりも低位(階級という意味でなく)に位置する精神対話士について。そういう職もあるのかと言う面白みと、対話によるストレスの重さも思えてすごく面白い。 精神対話士になるには、メンタルケア・スペシャリスト養成講座(全15回、受講料13万円)の受講→レポート合格後メンタルケア・スペシャリスト認定証の交付→メンタルケア・スペシャリスト養成講座実践過程を受講→レポート合格後メンタルケアスペシャリスト実践家低修了証の交付→派遣業務への参加を希望する人は精神対話士派遣業務参加選考試験の受験と集団面接、個人面接を2011/01/30
滝原夏希
0
精神対話士とはなんぞや?『社会および家族関係の変化にともなって起こる人間関係の希薄化現象に注目し、物質的な豊かさだけでは埋めることのできない人間の心のさびしさ、孤独感を、専門的な知識と技能に基づく真心の対話でやわらげ、生きる希望と勇気を与え、これからの人生に生きがいを持ち、よりよい生活を送れるよう精神的な支援を行う心のケアの専門職』らしい。2019/03/10