内容説明
Q&A形式だから会計基準や適用指針がよくわかる!経理担当者や専門家の“困ったときの辞書代わり”としても役に立つ!最近の有価証券報告書から減損の開示例を採り上げ、税務上の取り扱いや法人税申告書の作成方法を、別表の記載事例を織りまぜながら解説!「監査上の留意点」をチェックリスト形式でまとめたので、実践に強い。
目次
減損会計が経営に与えるインパクト
減損会計の戦略的導入
減損会計の基礎知識
減損会計の具体的手順(Step1~6)
減損会計の適用資産の特定・グルーピング(Step1)
減損の兆候の把握(Step2)
減損損失の認識(Step3)
減損損失の測定(Step4)
減損処理後の会計処理(Step5)
財務諸表における開示(Step6)
共用資産の減損処理
のれんの減損処理
連結財務諸表における減損会計の取り扱い
減損会計と法人税申告書の作成
その他の実務
監査上の留意点
著者等紹介
南成人[ミナミナルヒト]
東京北斗監査法人代表社員。公認会計士・ITコーディネータ。チャールズウェインコンサルティング株式会社代表取締役。1985年立命館大学経済学部卒業。1986年監査法人朝日新和会計社(現、あずさ監査法人)入所。1993年東京赤坂監査法人(現、東京北斗監査法人)入所。2002年チャールズウェインコンサルティング株式会社設立。監査、株式公開指導業務を経験し、現在は主に管理会計の導入や業務及び情報システムの改革/改善(BPR)に関する助言と支援を行っている
中川隆之[ナカガワタカユキ]
東京北斗監査法人代表社員。公認会計士。1987年早稲田大学商学部卒業。1987年監査法人朝日新和会計社(現、あずさ監査法人)入所。1994年東京赤坂監査法人(現、東京北斗監査法人)入所。2002年日本公認会計士協会会計制度委員会中小会社会計基準研究専門委員会専門委員。2003年日本公認会計士協会会計制度委員会附属明細書のひな型見直し専門委員会専門委員。現在、主に監査、株式公開指導業務および企業組織再編・企業再生に関する助言と支援を行っている
永川隆一[ナガカワリュウイチ]
東京北斗監査法人会計士補。2001年中央大学商学部卒業。2002年東京北斗監査法人入所。現在、証券取引法監査、株式公開指導業務を中心に、特別目的会社(SPC)監査や企業再生業務等、幅広い業務に携わっている
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