内容説明
安永元年(1772)。賄賂政治が横行する老中田沼意次の時代に錦屋という大店の呉服商が盗賊に襲われた。当時十八歳だった半次郎は、喧嘩三昧、その上、飲む、打つ、買うも当たり前の放蕩息子だった。しかし両親をはじめ奉公人三十名が惨殺され、二千両が奪われるという事件によって一人残された半次郎は、闇の仕事を生業にする始末屋の影安のもとに預けられる。八年間の修行で腕を磨き頭角を現した半次郎は、やがて盗賊団への復讎を開始する。憤怒の無頼剣法とエロスが織りなす時代活劇。
著者等紹介
早坂倫太郎[ハヤサカリンタロウ]
東京生まれ。青山学院大学中退。広告会社勤務、フリーライターを経て作家になる
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