出版社内容情報
いま、よみがえる松岡洋右の俳句
あの悲劇の外交官・松岡洋右の、昭和16‾20年のあいだに詠まれた俳句をあつめた句集を初刊行。
【帯より】
「松岡外交とその果たした歴史的意義は、いま正しく評価され直すべき時期に来ている。この俳句集はこれまで不当に歪曲され、貶められ、誹謗中傷されてきた松岡洋右の人間像を修正し、その真実に迫る貴重な縁となるだろう。」
――福井雄三(東京国際大学教授/『よみがえる松岡洋右 昭和史に葬られた男の真実』著者)
「私はこの国の発展復興に尽力した政治家たちの五七五は、今日我々が忘れている大切な何かを示唆してくれるのではないかと思います。……洋右の日記代りの俳句には、戦争抑止、アジア団結への必死の奔走が読み取れます。
(「刊行にあたって」より/松岡滿壽男)
松岡洋右[マツオカヨウスケ]