内容説明
愛は地球を救わない。救うのは慈悲である。なぜなら、愛は「個」にしか働かず、慈悲は「全体」に働くからだ。ゆえに、釈迦は家族への「愛」を捨て、人々への「慈悲」の道を選んだ。―本書は、さまざまな精神的試練を経てニルヴァーナ(悟り)の体験を得た著者が、人間の生きる拠り処を提示した、本格的瞑想録である。
目次
第1章 ニルヴァーナ、あるいは「悟り」について
第2章 無限、有限という二元性について
第3章 筆者自身の体験による禊ぎ払いの経緯について
第4章 ○と‐(丸と線)の聖なる二元性について
第5章 ホリスティック思考とリニア思考について
第6章 その他の二元性の要素について
第7章 ○と‐を1.教育、2.結婚、3.企業・政府と合わせることについて
第8章 「有意義」と「無意義」について
第9章 三位一体、トリニティーについて
著者等紹介
カーペンター,マルク[カーペンター,マルク] [Carpenter,Mark]
1983年生まれ。奈良県生駒市出身。日本生まれ、日本育ちのアメリカ人。子どもの頃から作家になることが夢だったが、2001年、その夢を忘れかけた頃、霊障などのさまざまな苦労を背負うこととなり、同時に悟りを開き始める。2011年には死に直面したが、宇宙が一つの光で統一されており、その光が神であることを体験によって悟る。結果としては、霊的哲学をテーマとしたノンフィクションの作品の執筆をすることとなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 上代歌謡演劇論