内容説明
平成18年5月1日に施行された会社法により、会社制度は大きく変わりました。整備されたばかりの法律にもかかわらず、会社法は、平成18年度本試験において、午前の部35題中8題が出題された重要科目です。また、会社法は、商業登記法の理解の基礎をなし、書式(記述式)を解く際の不可欠な前提となる法律です。したがって、会社法の正確な理解なくして試験の合格はありえません。会社法の施行によって、単に条文が口語化されただけでなく、有限会社の廃止、合同会社の新設、会社機関設計の大幅な変更など相当な変化がありました。このような状況において、できるだけ多くの会社法の問題が収録された問題集を作成することとなりました。
目次
第1章 設立
第2章 株式
第3章 株主総会
第4章 取締役・取締役会
第5章 監査役等
第6章 特別取締役による議決の定め・委員会設置会社